元ミランMFカカ、最高額でマンC移籍寸前も…最後の署名で残留決断

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 元ブラジル代表MFカカが当時の世界最高額でマンチェスター・Cに加入する寸前だったことを明かした。英誌『FourFourTwo』が4日に伝えている。

 同誌のインタビューに応じたカカは2008−09シーズン冬の移籍市場でマンチェスター・Cが獲得に乗り出して来ていたことを認めた。さらに当時所属していたミランも実現すれば世界最高額になっていた1億ユーロの移籍金に合意しており、個人合意も署名を残すのみ、と移籍寸前まで迫っていたようだ。当時のマンチェスター・Cはシェイク・マンスール会長が就任したてで、元ブラジル代表FWロビーニョの獲得を成功させるなど積極投資を行っていた。

 カカは同誌に「交渉はかなり深いところまで進んでいた。僕の最終決定を残すだけだったんだ」と当時を振り返り、「給与はミランで受け取っていたものよりも遥かに高かった。同時にまだ迷っている自分もいたんだ。イングランドでのプレーとか、日々の生活はどうなるだろう、妻や子供にとって住む所を変えるのがどれほど難しいだろうとか」と決断を下せずにいたという。

 ミラン残留を決心したのはクラブのビジョンにあったようだ。カカは「どんな風にチームを構成していくが不明瞭だったし、彼らのプロジェクトが計画通りに行く確信が持てなかったんだ。歴史も成功も収めたクラブから、これからプロジェクトを立ち上げるクラブの最初の目玉選手として移籍することを求められていた。ミランに残った方がキャリアのためだった」と語った。