スクエア型(29ミリ:2万7,500円〜、34ミリ:2万9,500円〜)

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 スウェーデン発の新ウオッチブランド「カール・エドモンド(Carl Edmond)」が10月、日本に上陸する。北欧のミニマルかつ大胆なデザインとスイスのクリエーティビティが融合した高品質の腕時計を手頃な価格で展開。9月上旬にはスウェーデン・ストックホルムでブロガーやインフルエンサー、ディストリビューターら関係者約150人を招待したローンチパーティーが開催され、会場にはブランドアンバサダーである俳優のヨエル・キナマン(Joel Kinnaman)も来場した。
 ブランド名は、スウェーデンで一般的な名前のひとつ「カール」と、古期フランス語で幸せや喜び、裕福などを意味する「エドモンド」を掛け合わせたもの。デザインはスイス人の著名ウオッチデザイナーのエリック・ジロー(Eric Giroud)とエイドリアン・グレッシング(Adrian Glessing)が手掛け、ファーストコレクションは男女問わずさまざまなシーンに対応するミニマルデザインのラウンド型「Ryolit」とスクエア型「Granit」の2型を製作した。2型共に、上部にシグネチャープレートが付いたアシンメトリーの形状が特徴で、このようなデザインは時計業界初だという。それぞれホワイトやブラック、ガンメタル、ネイビーといった60〜70年代のスウェーデンのインテリアを彷彿とさせる全7色で展開する。
 スイスクオーツムーヴメントや、風防には傷が付きにくいサファイアガラス、ストラップには約140年の歴史があるスウェーデンのタンショー社によるベジタブルタンニン鞣しのダブルサイドレザーを採用し、価格はラウンド型36ミリが2万7,500円〜、40ミリが2万9,500円〜、スクエア型29ミリが2万7,500円〜、34ミリが2万9,500円〜。ブランドロゴは時計のラウンド型とスクエア型、そしてブランドの頭文字CとEを合わせたデザインになっている。
 創設者のアリ・ヌーリ(Ali Nouri)は13歳の時、誤って購入した時計を初めて販売。これをきっかけにその後、希少価値のある時計を輸入販売するECサイトをスタートし、1年目で40万ユーロ、2年目で70万ユーロの収益を上げた。ヌーリは次のステップとして、「世界的時計デザイナーとコラボレーションし、エレガントな時計を手に取りやすい価格で提供するブランドを立ち上げたいと自然に考えるようになった」という。
 「他とは違うことをするのが成功の鍵」と捉えるヌーリだが、デザインに加えてプロモーション施策もユニークだ。カール・エドモンドという架空の人物を作り、ブランドローンチ前には「Carl Edmond」と書かれた伝記本を製作し、それをインフルエンサーが商品とともに撮影しSNSに投稿する、一見時計ブランドと気付きにくいプロモーションを打ったり、ローンチ後にはアンバサダーのキナマンがさまざまなカール・エドモンドを演じるムービーを公開する。
 ファーストコレクションからストックホルムやパリ、ミラノ、ブリュッセル、ルクセンブルグ、アムステルダム、シドニーなど9都市で販売を開始。アジア唯一となる日本ではデンマーク発の「ラースラーセン(LARS LARSEN)」などを展開する大沢商会が輸入代理店となり10月2日から順次「オンタイム」や「アルキメデス・スパイラル」で販売している。ヌーリは日本の市場について「日本の消費者は教養があり、カール・エドモンドの時計のディテールを理解しクリエーションを喜んでくれると信じています」と話し、今後については「むやみに市場を拡大するのではなく、高いクオリティーにフォーカスしながら、ベストなパートナーと共に市場を選んで開拓していきたい」と展望を語った。