ゴファンが圧巻の試合運びでストレート勝利。2週連続のツアー優勝目指して準決勝進出[楽天ジャパンオープン]

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「楽天ジャパンオープン」(10月2日〜10月8日/日本・東京/ハードコート)の男子シングルス準々決勝で、第4シードのダビド・ゴファン(ベルギー)と今大会ノーシードのリシャール・ガスケ(フランス)が対戦。ゴファンが7-5、6-2のストレートで勝利した。試合時間は1時間25分。

両者はともに楽天ジャパンオープン準優勝の経験がある。ゴファンは直前の深圳オープンで、ドルゴポロフをフルセットで破り優勝を果たしていた。今大会2回戦では故障していた膝に不安を見せつつも逆転勝ち。一方のガスケは、ここまで2試合連続ストレートでの勝ち上がり。両者の対戦は今回が初となる。

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試合は序盤からミスが非常に少なく、レベルの高いラリー戦。ゴファンが高いポジションでコースを突き、ガスケはやや下がった位置からお手本のような美しいバックハンドで応戦という展開となった。途中、ゲームカウントがガスケの3-2となったコートチェンジ中、雨により会場の開閉式屋根が閉じられ、一時試合が中断された。有明コロシアムの開閉式屋根は、1991年に完成した。

すると、そこまで落ち着いていた試合展開に動きが。再開後のゴファンのサービスゲームで、ゴファンがダブルフォルト。この試合初のブレークを許す。ところが、追い詰められたゴファンはさすがの集中力を見せる。ゴファン3-5の第9ゲーム、ゴファンは生き返ったようにショットの振り抜きが強くなり、0-40からのサービスブレークを果たす。さらにゲームカウント5-5とイーブンに戻した第11ゲーム、ゴファンが4ゲーム連取となるサービスブレーク。最後は完全にゴファンの流れとなり、第1セットを逆転で先取。

ゴファンは第2セットも、質の高いショットでガスケにプレッシャーを与え、第1ゲームにラブゲームでいきなりのサービスブレーク。続くサービスゲームもキープし、第1セットから7ゲーム連取となった。対するガスケは、天才的なショットで満員の観客を魅了。美しいジャンピングバックハンドやフォアハンドでのウィナーも見せ始めた。

ゴファンは一時流れを止められかけたかに見えたが、3-1の第5ゲームにさらにギアを上げ、ラブゲームでまたもサービスブレーク。追いすがるガスケを引き離した。

結果的にはストレートでの、鮮やかな勝利。ゴファンは楽天ジャパンオープン2年連続のベスト4進出を決めた。さらにゴファンは今シーズンハードコートでの31勝目、ナダルと並びトップタイとなった。

ゴファンの準決勝は、先に勝利をしていたディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン)との対戦が決まっている。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「楽天ジャパンオープン」で準決勝に進出したゴファン