2018年サッカーW杯ロシア大会、南米予選、アルゼンチン対ペルー。頭を抱えるアルゼンチンのリオネル・メッシ(2017年10月5日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】2018年サッカーW杯ロシア大会(2018 World Cup)南米予選は5日、各地で行われ、アルゼンチンは0-0でペルーと引き分け、本大会出場へ窮地に立たされた。

 ブエノスアイレス(Buenos Aires)にペルーを迎え入れたアルゼンチンは、ポゼッションで相手を圧倒しながらも再び決め手に欠き、10日に行われる最終節を前に自動出場権獲得圏内から漏れた。

 アルゼンチンは、FCバルセロナ(FC Barcelona)のリオネル・メッシ(Lionel Messi)がチームメートの好機を演出したり、後半にポストをたたいたりするなどゴールに迫ったが、最後までネットを揺らすことはできなかった。

 南米予選では、4位までに本大会の出場権が与えられ、5位のチームは11月に行われるニュージーランドとのプレーオフに回ることになっているが、W杯で2度の優勝経験を誇るアルゼンチンはこの日の結果を受けて6位に沈んでいる。

 それでも3位のチリから7位のパラグアイまでの勝ち点差はわずかに2となっており、10日の結果次第では結末が大幅に変わることも想定されるが、3戦連続ドローとなったアルゼンチンは得失点差を伸ばせずにいる。

 アルゼンチンの最終戦は、空気が薄いキト(Quito)で行われるアウェーのエクアドル戦だ。アルゼンチンは、同地で行われたW杯予選直近3戦の成績が2敗1分けとなっているだけでなく、最後に勝利を飾ったのは2001年と非常に苦手としている。

 最終節ではペルーとコロンビアの直接対決が控えるため、アルゼンチンは仮にこの日の試合に勝利すれば、今予選を最低でも5位で終えられるはずだった。

■ウルグアイが突破間近、コロンビアはまさかの逆転負け

 17試合を終えて勝ち点28の2位につけるウルグアイは、アウェーでベネズエラと0-0で引き分け、本大会出場を決められなかった。

 ウルグアイは、後半37分にパリ・サンジェルマン(Paris Saint-Germain、PSG)のエディンソン・カヴァーニ(Edinson Cavani)が決定機を迎えたが、シュートは枠を外れた。

 それでもウルグアイは、来週行われるホームのボリビア戦で引き分け以上の結果を残せば予選突破が確定する状況となっており、本大会出場はほぼ確実となっている。

 一方、コパ・アメリカ(Copa America)連覇中のチリは、アレクシス・サンチェス(Alexis Sanchez)の決勝ゴールでエクアドルに2-1で勝利し、本大会出場への希望を再び手繰り寄せている。

 前半22分にエドゥアルド・バルガス(Eduardo Vargas)のゴールで先制したホームのチリは、後半38分にアレックス・イバラ(Alex Ibarra)に同点弾を許してスタジアムも静まり返ったが、最後はアルトゥーロ・ビダル(Arturo Vidal)のシュートのこぼれ球をアーセナル(Arsenal)のスターが押し込み、勝利をもぎ取った。

 これで6位から3位に浮上したチリは、来週の試合でブラジルを破ると本大会出場が決まる。

 ホームのバランキージャ(Barranquilla)でパラグアイと対戦したコロンビアは、本戦出場権獲得まであと一歩のところに近づいたが、終了間際に逆転を許して1-2で敗れた。

 試合は後半34分、ラダメル・ファルカオ・ガルシア(Radamel Falcao Garcia)がループシュートを決めてコロンビアが先制したが、同44分にオスカル・カルドソ(Oscar Cardozo)に同点ゴールを許すと、ロスタイムにはGKダビド・オスピナ(David Ospina)の弾き損ないをアントニオ・サナブリア(Antonio Sanabria)に押し込まれた。

 すでにW杯出場一番乗りを決めているブラジルは、ボリビアと敵地でスコアレスドローに終わっている。
【翻訳編集】AFPBB News