米ニューヨークのウォール街で、金融街を象徴する雄牛像「チャージング・ブル」と対峙(たいじ)するかたちで設置された「恐れを知らない少女」の像(2017年3月8日撮影、資料写真)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】女性の役員登用を企業に促す目的で米ニューヨーク(New York)に設置された「恐れを知らない少女(Fearless Girl)」像の制作を委託したことで知られる、米大手資産運用会社ステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズ(SSGA)が5日、女性および黒人役員300人以上から同じ役職の白人男性より報酬が低かったとの申立てを受け、500万ドル(約5億6000万円)の和解金を支払うことに合意した。

 AFPが閲覧した資料によると、少なくとも2010年12月1日以降、SSGAが女性役員305人と黒人役員15人に支払った報酬は、同様の役職の白人男性に支払われた報酬よりも低かったという。SSGAは役員らからの申し立てについて否定しているものの、和解することに合意した。

 芸術家のクリステン・ビスバル(Kristen Visbal)氏が制作した少女像は今年3月8日の「国際女性デー(International Women's Day)」に合わせ、ニューヨークの金融街、ウォール街(Wall Street)を象徴する雄牛の銅像「チャージング・ブル(Charging Bull)」と対峙(たいじ)するかたちで設置された。

 当時、ドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領の女性に対するわいせつな発言が取り沙汰されるなか、腰に手を当て胸を張る少女像は女性の権利を訴えるシンボルとして各国のメディアで取り上げられた。
【翻訳編集】AFPBB News