中国では、建国記念日にあたる国慶節と中秋節を祝う超大型の8連休が1日に始まり、最初の2日間に旅行に出かけた人は全国で2億人を超えたという。この「大移動」を日本を始め各国のメディアが熱く伝えている。写真は成田空港。

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中国では、建国記念日にあたる国慶節と中秋節を祝う超大型の8連休が1日に始まり、最初の2日間に旅行に出かけた人は全国で2億人を超えたという。中国メディアの参考消息網によると、この「大移動」を日本を始め海外のメディアが熱く伝えている。

3日付の台湾・中時電子報が、中国の観光当局のデータとして伝えたところによると、8連休の初日となった1日の全国の旅行者数は昨年同期比10.5%増の1億1300万人で、観光収入も昨年同期比12.2%増の965億元(約1兆6000億円)に上った。2日は旅行者数が同9.9%増の1億1400万人で、観光収入は同10.9%増の937億元(約1兆5800億円)になったという。

仏RFIは2日、8連休中に海外旅行に出かける中国人は600万人と推計されているとし、タイ、シンガポール、ドバイ、オーストラリアなどが人気の旅行先だと伝えている。

中国のオンライン旅行大手、携程旅行網(シートリップ)経由で申し込まれた渡航先は、昨年の68カ国・地域から3割近く増え、88カ国・地域へと拡大したという。

中国では支付宝(アリペイ)や微信支付(ウィーチャットペイ)などスマートフォンを利用するモバイル決済サービスが急速に普及しており、世界30以上の国と地域の20万店舗が、これを使って支払う中国人観光客に特別価格を認めているとも伝えられている。

日本の訪日ビジネスについて紹介するサイトは3日、中国で唯一合法であるマカオのカジノ業界では、高額な賭け金を投じる「ハイローラー」が大勢訪れると期待を寄せているとし、今年は中秋節が重なり例年より1日長い8連休となることなどから、関係者の間で「この10年で最も高収入になる」と強気の見方も出ていると伝えている。(提供/Bridge・編集/Akutagawa)