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アーク情報システムは、ハードディスクやSSDへの書き込みを保留し、PCを再起動するだけで利用前の状態へと簡単に戻せる環境復元ユーティリティソフト最新版となる「HD 革命/WinProtector Ver.7 Standard」(10月17日)、大規模ネットワークに対応する「HD 革命/WinProtector Ver.7 Network Controller」(11月下旬)を発売する。

インターネットカフェのような不特定多数のユーザーが利用する環境に設置するPCでは、ユーザーが自由にPCを使う環境が必要になる。公共施設など、広く一般への利用を想定するPCやイベントやスクールなども同様だ。ブラウザ一つとっても、履歴などのログを辿ることでユーザーの意図しない情報漏えいに繋がることもあり得るだろう。

HD 革命/WinProtectorは、ワンクリックで保護を開始。ハードディスク/SSDへの書き込みをブロックし、再起動を行うことでメモリや一時ファイルに待避させていたデータを消失させる。システム保守の手間やコストの削減など手軽にプロテクト開直前の環境へと戻せる特徴から情報漏えい対策や擬似的なシンクライアントとしての利用実績がある。

Ver.7 Standard版は、小規模ネットワークやスタンドアロン環境を想定したパッケージで、最新版では任意のアプリケーションソフトのアップデート指定に対応。システム改ざん防止の設計上、必要となる自動アップデートへの対応への要望に応えている。

WinProtector Ver.7 Network Controllerは大規模ネットワーク上での運用・管理が可能になるNetWork Controllerを搭載。クライアントPCの保護開始/解除、ファイルや空き領域の抹消、資料配付/収集など多機能なリモート操作を提供する。新バージョンでは、企業における部や課などセクションごとの管理者に管理を分散できる権限委譲機能が追加、サブネットを超えた端末管理など、法人向けの規模を広げた運用を可能としている。