5日、日本放送協会の記者だった佐戸未和さんが13年7月に過労死していたことについて韓国・聯合ニュースが報じ、反響が起こっている。写真は東京・渋谷のNHK放送センター。

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2017年10月5日、日本放送協会(NHK)の記者だった佐戸未和さん(当時31)が13年7月に過労死していたことについて韓国・聯合ニュースが報じ、反響が起こっている。

日本の労働基準監督署によると、佐戸さんは亡くなる前月に159時間の時間外勤務をしており、週末もほとんど仕事で、休みは2日しかなかったという。労働問題の専門家は月80時間の時間外勤務を「過労死ライン」と呼んでいるが、この2倍近くの時間外勤務をしていたことになる。労働基準監督署は14年に彼女の死亡を労災と認定している。

NHKの上田良一会長は5日の記者会見で、「大変重く受け止めている」とし、「公共放送を支えるために頑張ってきた優秀な記者を失っい残念な気持ちでいっぱいだ。再発防止に取り組んでいきたい」と述べた。

今回の件に関連し聯合ニュースは、電通社員の高橋まつりさん(当時24歳)の過労死や、パナソニック、三菱電機、関西電力などでも同様に過剰な時間外労働による被害事例が出ていることも取り上げた。

この報道を受け、韓国のネットユーザーからは「159時間も残業していたならまさに過労死だ」「人には休息が必要」「159時間あれば、もう一人分の生活ができる」「21世紀の現代に、これじゃ奴隷だ」など、佐戸さんの過酷な勤務実態に驚きの声が数多く寄せられた。

また、「日本で8カ月生活して個人的に感じた東京の雰囲気は、犠牲の精神が強制されるということ」「日本が人手不足の理由が分かった。こんなんじゃ誰も行きたくないよ」「日本も結局、韓国と似たようなものなのか」など、日本社会に言及した意見も見られた。

その他にも、「他人の記事をコピーばかりしている韓国人記者の中にも、彼女のように時間をかけて記事を書いている記者がいるだろうか?」「企業側も過労死を認めている。韓国だったら心の病だとかなんとか言って認めようとしないだろうな」「韓国でも大手財閥企業のほとんどの協力会社が、こんな殺人的勤務時間で仕事をしている」「日本のことを心配している場合じゃない。韓国の労働時間を見てみろ」など、自国に関連したコメントもあった。(翻訳・編集/三田)