パレットに絞り出された油絵の具……のようにも見えますが、じつはこれ、色鉛筆で描かれた「油絵の具のイラスト」。と、種明かしをされてもなお、やっぱり色鉛筆で描いたとは思えないんだよなぁ。

ひとつひとつよく見ても、写真で撮ったようにも、デジタル加工されたものにも見えますよね。光沢感やポトッと絵の具を落としたあの雰囲気そのままなんだから。

デザイナーCj Hendryは、以前からこうした色鉛筆を使ったリアリティあるモノクロ作品を手がけてきたそうで、今回がはじめてのカラー作品。で、このクオリティというんだから。

色鉛筆12色で描き出した「赤」

この赤い絵の具の絵を描くのに利用された色鉛筆は12色。

ぱっと見ると鮮烈な赤一色が視界に飛び込んできますが、その質感を出すのにたくさんの色が利用されているそうです。それぞれの色がどこでどのような効果を発揮しているのかは素人目にはサッパリ。色の組み合わせでこんなにも深みのある「赤」が描けるということに驚き。

1枚仕上げるのに、短いものでも1日〜2日、時間がかかるときには4週間もかかるそうです。

思っていたよりずっと難しかった

とHendryさん。

ファッションブランドChristian Louboutinの依頼でカラー作品に挑戦するなど、この絵の具の絵の発表で、仕事の依頼もどっと舞い込んできたんだとか。

それにしても、すごいなあ。

 

Licensed material used with permission by Cj Hendry