孤軍奮闘したメッシだが、守備に人を割いたペルーの堅牢を打ち破ることはできず。 (C) REUTERS/AFLO

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 現地時間10月5日にロシア・ワールドカップ南米予選第17節のアルゼンチン対ペルー戦が、ブエノスアイレスのボンボネーラで行なわれた。
 
 大陸間プレーオフ圏内の5位に沈むアルゼンチンは、4位ペルーから絶対勝利が求められる一戦で4-2-3-1システムを採用。エースのリオネル・メッシはトップ下に配置し、1トップにはダリオ・ベネデットを起用した。
 
 試合は立ち上がりから、引き分け以下で自力での本大会出場が消滅するアルゼンチンが、果敢に攻めていく展開となる。13分にメッシ、24分にアンヘル・ディ・マリアがそれぞれビッグチャンスを創出した。
 
 25分以降はペルーが守勢に回ったことで、ホームチームのワンサイドゲームで試合は進行。しかし、メッシの渾身のシュートがポストに嫌われるなどの不運もあり、アルゼンチンは徐々に停滞ムードになる。
 
 その後も終始、敵陣でボールを回し続けたアルゼンチンだったが、攻撃陣がことごとく精彩を欠いて敵ゴールを脅かすことができずにスコアレスで折り返した。
 
 攻めあぐねたアルゼンチンは、後半開始とともにディ・マリアに代えて攻撃的MFのエミリアーノ・リゴーニを投入し、より攻勢を強めると、46分にメッシ、57分にアレハンドロ・ゴメスが決定機を迎えたが、いずれもネットを揺らすには至らなかった。
 
 引き分けでも御の字としたペルーは、60分を過ぎてから最前線のパオロ・ゲレーロのみに攻撃を託し、残りの9人を守備に割いてドローを狙う戦術を選択。これによってアルゼンチンは大いに苦しめられることとなった。
 
 守勢に回った相手に対して、19本のシュートを浴びせながら決定機を逸し続けたアルゼンチンは、焦りからフラストレーションを溜めたことで精彩を欠くと、93分に訪れた敵ゴール前でのFKによるラストチャンスもメッシが気のないボールを蹴るに留まって万事休す……。試合は結局スコアレスドローで終了した。
 
 同時刻に行なわれた他会場の試合で、チリがエクアドルに、パラグアイがコロンビアにそれぞれ勝利したため、アルゼンチンは6位に転落。11大会連続で掴み続けてきたワールドカップ出場が遠のく結果となった。
 
 メッシ擁するアルゼンチンは、本当に南米予選で姿を消してしまうのか? 現地時間10月10日に敵地で行なわれるエクアドルとの一戦に全てをかける。