4日に行われたDeNAの今季最終戦。ドラフト1位左腕の浜口遥大(22=神奈川大)が中日相手に7回1失点の好投で、97年の川村以来、20年ぶりとなる2ケタ10勝(6敗)をマークした。

 外れの外れ1位で入団し、角度のあるボールを武器に勝ちを重ねた浜口は、新人王レースで逆転する可能性も出てきた。

 新人王の投票は新聞、テレビの記者によって行われる。これまで「当確」といわれたのは中日ドラフト2位の京田陽太(23=日大)。遊撃レギュラーとして大きな故障なく、139試合に出場し、打率・268、4本塁打、36打点、23盗塁をマークしている。

 浜口は10勝したものの、7月には故障で1カ月離脱。投票権を持つスポーツ紙の記者のひとりは、「トータルの成績を考慮すれば、京田が有利」と言うが、在京キー局の担当記者は「基本的にはシーズンの成績で判断しますが、5位に終わった中日の京田よりも、3位でCS進出に貢献した浜口の方が数字としては価値がある。投票時期は例年10月下旬ごろ。浜口がCSで活躍すれば、担当記者の印象はさらに良くなるはずです」。

 浜口はこの日、京田を3打数無安打に封じ、対戦成績は9打数1安打と圧倒した。京田について「意識はする。同世代には負けたくない」と話していた「ハマの浜ちゃん」は、CSでさらなるポイント加算ができるか。