バングラデシュ・コックスバザール県グムダム近郊のバルカリ難民キャンプで、子どもを抱いたイスラム系少数民族ロヒンギャの難民(2017年10月1日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】バングラデシュは5日、隣国ミャンマーでの暴力行為から逃れてきたイスラム系少数民族ロヒンギャ(Rohingya)80万人以上全員を収容できる世界最大級の難民キャンプを建設する計画を発表した。現在、国境付近の複数のキャンプに収容しているロヒンギャ難民全てを移す方針。

 8月25日以降、仏教徒が多数派占めるミャンマーからイスラム教徒のロヒンギャ50万人以上がバングラデシュに流入。国内の難民キャンプに極めて大きな負担がかかっており、病気の流行などに対する懸念も高まっている。

 こうしたなか、バングラデシュ当局は、国境の町コックスバザール(Cox's Bazar)に近いクトゥパロン(Kutupalong)の難民キャンプを拡張し、ロヒンギャ全員を収容することにした。

 当局は先月、新たに流入したロヒンギャ向けに、既存のクトゥパロン難民キャンプの隣りに790ヘクタールの土地を確保。しかし新たに流入したロヒンギャが50万人を超え、これに既にバングラ国内にいた30万人が加わわるため、追加で約400ヘクタールを確保した。

 バングラデシュのモファッザル・ホサイン・チョードリー・マヤ(Mofazzal Hossain Chowdhury Maya)災害対策相によると、最終的にロヒンギャ全員を国境沿いに23か所ある難民キャンプやコックスバザール周辺の仮設キャンプから新たな難民キャンプに移動させる計画だ。
【翻訳編集】AFPBB News