インドネシアで活躍中のファッションカメラマン、Achmad Zulkarnainさんのお洒落な作品を見ると、彼がカメラを口で操作しているとは思えないだろう。

24歳のAchmadさんには生まれつき両手両足が無いが、人並み以上の情熱でファッション写真を学び、今はプロのカメラマンとして活躍中だ。

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↑ AchmadさんがInstagramに投稿している作品。

最初はネットカフェで働いていた

カメラマンになる前のAchmadさんは、ネットカフェで働いていた。そのネットカフェには写真プリントのサービスがあった。「それが写真に興味を持ったきっかけだった」と彼は言う。

その後クレジットでカメラを買った彼は、撮影テクニックをどん欲に学び、見事にプロカメラマンとして独立した。現在はDOZELという会社を立ち上げ、撮影の仕事だけでなく、撮影テクニックを教える先生もやっているという。

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口や顔でカメラを操作

両手がない彼は、カメラの操作を口や顔や腕の根元でやる。

「僕には独自のやり方があるんだ」と、海外メディアの取材を受けた彼は言っている。

撮影中は腕の根元部分と顔でカメラを固定する。スイッチの操作は口で行なう。シャッターを押すのは、右腕の先の丸い部分だ。

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また、両足の無い彼は自動車が運転できない。そこで、ゴーカートのような特別な車を自分で考案し、家族や友人の助けを借りて作り上げたという。それが彼の、街中での足となっている。

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障害者の作品として見られたくはない

彼の姿を知ってしまうと、彼の洒落たファッション写真が少し違って見えてくるのではないだろうか。

Achmadさんはそれが嫌だと言う。

「僕の作品を見てくれる人には、僕の(体の)ことは考えて欲しくない。写真に表現された僕のクリエイティビティを見て欲しいんだ」

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