「夢の場所」を目指す井手口、謙虚な姿勢でさらなる高みへ「もっと要求していく」

写真拡大

 今、日本代表の中で圧倒的な存在感を放っているMF井手口陽介(ガンバ大阪)だが、「ずっと選ばれ続けるにはここから8カ月でどれだけ成長できるか」と謙虚な姿勢を崩さない。

 日本代表は5日、翌日に迫ったキリンチャレンジカップ・ニュージーランド戦に向けて試合会場となる豊田スタジアムでトレーニングを実施。約1年前に同スタジアムでJリーグ初ゴールを記録しているMF井手口陽介(ガンバ大阪)は、「そういうのはあまり(意識は)ないですけど、ピッチも雰囲気もすごくいいと思います」と好感触を得ている。

 井手口と言えば記憶に新しいのが8月31日のオーストラリア戦。ワールドカップ出場をかけた大一番でスタメンに抜擢されると、中盤で存在感を発揮しただけでなく、強烈なミドルシュートを叩き込んで勝利の立役者となった。

 それから1カ月。すでに代表に欠かせない存在との見方も強まっているが、本人は「そんなことはないと思います」と否定。「生き残っていくためにはアピールが必要。目に見える結果を残していきたい」と、ワールドカップに出場するためにはさらなる飛躍が必要だと感じている。

 ただ一方で、「最初(代表に来た時)よりはできるっていうことがわかったので、次はもっともっと(周りに)要求するということをやっていけば、より良くなっていけると思います」と確かな手応えを掴んでいるのも事実だ。

 オーストラリア戦の翌日、殊勲の21歳は「ワールドカップは小さい頃からの夢。夢の場所なので、近づいてみないとわからないです」と、まだまだ実感が湧いていないという様子で話していた。だが、今回の2連戦で再び大きなインパクトを残すことができれば、自ずと「夢の場所」への道は開けるだろう。