日本の学校は4月に新学期が始まり、3月に学期が終わるが、中国の学校は9月から学期が始まる。また、中国の学校は日本よりも夏休みが長く、2カ月ほどあるのが一般的だが、そのほかにも大きな違いがある。それは日本の小学校で見られる「自由研究」のような子どもの自主性に任せた宿題が中国にはないということだ。(イメージ写真提供:123RF)

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 日本の学校は4月に新学期が始まり、3月に学期が終わるが、中国の学校は9月から学期が始まる。また、中国の学校は日本よりも夏休みが長く、2カ月ほどあるのが一般的だが、そのほかにも大きな違いがある。それは日本の小学校で見られる「自由研究」のような子どもの自主性に任せた宿題が中国にはないということだ。

 中国メディアの今日爆点はこのほど、日本の小学校で行われている「自由研究」の宿題について、中国では見られない特殊な宿題であると紹介し、子どもたちに自分が興味や関心を抱くことを見つけさせ、自分で工夫して取り組むことの重要性を学ばせる教育だと高く評価している。

 記事は、自由研究の始まりについて「大正自由教育運動のもとで設立された学校で行われた教育が始まりだったようだ」と伝えつつ、日本ではすでに100年以上の歴史を持つ宿題であると紹介。中国人から見た自由研究の特殊性について「教師の指導がなく、あくまでも子どもたちが自らの力で、自分の関心ごとについての研究を完成させる」という点にあるとし、こうした宿題を通じて日本は子どもたちの自主性を養っていると論じた。

 続けて、自由研究の優れた事例として、小学3年生の子どもが3年間の登下校で移動した総距離を計算した研究や、ゴミ拾いを通じた環境保護の研究などの事例を紹介し、「日本の子どもたちの行動力は素晴らしい」と称賛。また、子どもたちの自由研究は「家庭における協力なしでは完成しない」と伝え、保護者や兄弟が自由研究を積極的にサポートし、子どもが「やり遂げる」ことをサポートしていると指摘した。

 記事は、子どもたちが自分で研究のテーマを決め、夏休みにスケジュールを決め、そのスケジュールどおりに行動する自由研究は「子どもたちが社会性を高め、自ら学習に取り組む積極性を養う良い機会」となっていると指摘。また、子どもたちのコミュニケーション能力や問題解決能力、論理的思考能力を高めることにもつながっているとし、日本の小学校における自由研究は「非常に素晴らしい宿題」であると称賛している。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)