香川にドルトムントでのレギュラー奪取指令! ハリル監督「本来のレベルを取り戻してほしい」

写真拡大

ハリルホジッチ監督がニュージーランド戦前に背番号10へ“要求”

 日本代表のバヒド・ハリルホジッチ監督はドルトムントMF香川真司に対し、「ポジションを勝ち取ってほしい」と要求。

 ロシア・ワールドカップ(W杯)に向けて、不動の背番号10にビッグクラブでのレギュラー奪取を命じた。

「彼(香川)は怪我をしていて、今復帰してきたところだ。まだ、たくさんのプレーはしていない」

 6月の代表戦で左肩を脱臼した香川は長期離脱となり、今季は開幕前のキャンプで別メニュー調整となり出遅れた。ハリルホジッチ監督のコメントにあるように徐々に出場機会を増やしてきた段階で、W杯出場を決めた8月31日のオーストラリア戦(2-0)でも出番は回ってこなかった。

 それでも、香川が調子を取り戻していることは確かだ。9月30日のアウクスブルク戦(2-1)では鮮やかループシュートを決めるなど、直近のリーグ戦3試合で2ゴールを決めている。ハリル監督はその技術の高さを改めて讃えた上で、欧州トップレベルで定位置争いをする香川へある要求をしている。

「怪我の後はレベルが少し低下するが…」

「前回はテクニックを駆使した非常に美しいゴールを決めた。ドイツでも最も良いクラブの一つに所属していて、そこで厳しい競争の中で戦っているが、できるだけたくさんの試合に出てほしい、ポジションを勝ち取ってほしいということを話した。もちろん、怪我の後はレベルが少し低下するもの。本来のレベルを取り戻してほしいと話した。そして、代表チームでプレーする意欲と決意を保つことも要求した」

 指揮官は今の代表チームに、ポジションが確約されている選手はいないと断言している。それは背番号10を背負うプレーメーカーも例外ではない。香川も「危機感はあります」と自身の立場に理解を示し、「勢いや実力を証明していきたい」と激しいサバイバルに臨む決意を固めている。

 香川が所属するドルトムントは今季のブンデスリーガで首位を走り、才能豊かな若い選手がズラリと揃う欧州屈指のビッグクラブ。普段から熾烈な競争に身を置く中で、ハリル監督を納得させるパフォーマンスを見せることができるだろうか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images