日本代表MF井手口陽介

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 約1か月前、日本に6大会連続のW杯出場権をもたらす一撃を沈め、全国にその名を知らしめた日本代表MF井手口陽介(G大阪)。一気に存在感を高めたものの、W杯本大会に向けてリスタートを切ったチームの中で「アピールし続けなければいけない」と気を引き締め直している。

 1日に開始した合宿の中で、バヒド・ハリルホジッチ監督から「ここからはW杯の始まりだ」との言葉もあったようで、約8か月間続くサバイバルレースが始まった。井手口自身も、「生き残っていくにはアピールが必要だというのは当然で、しっかり毎試合アピールできるようにやっていきたい」と競争を勝ち抜こうと闘志を燃やしている。

 6日にはニュージーランド、そして10日にはハイチと対戦。貴重なアピールの場となるが、「やることはいつもと変わらない」と冷静に答える。「守備はしっかり相手を潰しに行き、攻撃ではチャンスがあれば前にドンドン出て行き、アシストやゴールという目に見える結果を出したい」。

 与えられた出場機会や、代表活動中のトレーニングでのアピールは、メンバーに生き残っていくためには不可欠だろう。そして、残された時間の中で、伸びしろを示さなければいけないと井手口は考えているようだ。「(W杯まで)8か月は短いと思うけど、その中でどれだけ自分が成長できるか。しっかり成長した姿を見せられるように頑張りたい」とさらなる進化を誓った。

(取材・文 折戸岳彦)