「今年42歳。結婚も出産もしたかった。でも、もう無理かな……。」

容姿端麗、仕事もできるA子。アラサーになっても若々しく男性からモテたA子も気付けばアラフォー。結婚のチャンスもあった彼女がこの歳になっても夢であった結婚も出産も叶っていないのには理由がありました。



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それは23歳の時にはまってしまった不倫。

当時、38歳だった課長のaと恋に落ちてしまったのです。学生時代から付き合っていた同じ年の彼氏、bがいたものの、仕事ができ、話も面白い彼に夢中に。

右も左もわからない新入社員時代に同じく仕事のハウツーが分からずピヨピヨしているbより、バリバリ仕事をこなすaが魅力的にうつったのでしょう。

しばらくは二股をかけていたA子でしたが、25歳の時にbがプロポーズしてきたことで転機が訪れました。

「付き合って5年、そろそろ結婚しよう。」

ずっとしたかった結婚。将来は子供だって欲しい!

けれども、aの存在が彼女を迷わせました。社会人になっても割り勘、安い居酒屋が定番デートだったbに対して、オシャレなレストランや高級ホテルに連れていってくれる課長。大人な恋愛のドキドキ感を捨てられない彼女は悩んだ末、bのプロポーズを断りました。

それから7年。A子32歳・aは47歳。課内で独身なのは自分だけ……。さすがに結婚したい! とaにプレッシャーをかけ、とうとう彼が離婚し自分と一緒になる決断をしてくれました。

が、プロポーズの言葉にA子は愕然。

“妻とは別れるから結婚しよう。慰謝料も子供の養育費もあるから苦労させると思う。でも、2人なら1ルームのアパートだって頑張っていけるよな!”

今まで羽振りよくお金を出してくれていた課長のまさかの言葉……。課長のことは好きだったけど、それはお金を持っているという前提で……。

バツイチ子持ちの47歳なのに金はなし。それなら独身25歳、今後稼ぐ予定ありのbの方が断然良かったのでは……?

更にA子を絶望に追いやったのは“子供はいらない”というaの言葉。

今すぐに産んでも、子供が成人する時にはaの歳は67歳。定年越え。今までの派手な生活で貯金ゼロ、慰謝料と養育費ありのaはとてもじゃないけど、A子と子供を作る気にはなれなかったのです。

描いていた未来が崩れ去ったA子は結婚の道を選ばず別れを決断することにしました。直属の上司だったaと別れたことで、課内で築いていたポジションも追われ長崎に左遷。

独り身で42年間住んでいた東京を出ることに。辞めたくても歳が歳だけに転職も難しいし、結婚の予定が無い限りは働いていかないといけない……。

結局、結婚もできず、子供も作れずひとりぼっちのまま長崎に異動。

20代のうちに結婚するのがあたりまえという文化の地方支店で独身A子は浮きまくり。変人扱い・お局扱いに耐えながら彼女は今日もひとり働くのでした……。

 

■不倫は若い時の「火遊び」では終わらない!

結婚適齢期の不倫は婚期を逃す……と言いますが、若くたって安心はできません。A子のように不倫相手と同じ環境に身を置いていると、ずるずると長期にわたってしまう可能性あり。

気付いた時には引き返せず、終わりを迎える時にはどうにもこうにも挽回が不可能な状況に陥ってしまうこともあるんです。気を付けて。

 

42歳、見知らぬ土地で、一人で生きていく辛さは想像しがたいものがあります。もちろん今後、素敵な人に出会わないとは言い切れませんが……。

不倫し、長年かけて奥さんから略奪できたとしても、彼に子供が居ることや結婚歴があることは変えられないのです。

リッチな生活を夢見ていたのなら尚更、不倫相手との結婚なんてナンセンス。慰謝料も養育費も払う必要のないbと結婚した方が幸せになれたのでは……?

若い時であっても、人道ならぬ恋はただの火遊びでは終わらないことを肝に銘じておきましょう。

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※  Marjan Apostolovic/shutterstock