10月4日、茨城県つくば市で街頭演説する安倍首相(文亮/大紀元)

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 10月4日午後、茨城県つくば市で安倍首相が自民党候補者の応援演説を行った。自公連立政権の経済回復実績をアピールし、北朝鮮問題などに対応する安全保障政策で日本を守れるのは自民党だと力説した。

 自民党は、茨城南部の6区では丹羽雄哉元厚生労働大臣の跡継ぎに同党の元厚生労働省職員、国光文乃氏(38)をあてた。候補者応援演説として、安倍首相のほか、国土交通大臣の石井啓一氏や、地元の茨城県議会議員・星田こうじ氏も駆け付けた。

 安倍首相は午後4時15分頃につくばエクスプレス駅前に到着、国光氏の演説後、選挙カー上から有権者に、自民党政権下でデフレ脱却の兆しとする経済回復の実績をアピールした。

  内閣府のデータによると、名目GDPは545兆3520億円と過去最高を記録。また、有効求人倍率と就職内定率も過去最高となった。

 そして、北朝鮮情勢が緊迫する「国難」の中で行われる今回の選挙は「日本の未来を守り、子供たちの将来を守る選挙だ」と訴えた。

 国光氏について、自民党が歴史的大敗を喫し、他党に比べて魅力がなかった時期に自民党の政治大学院に入ったことを高く評価。選挙のために離合集散する野党の姿勢を批判、日本を守れるのは自民党だと改めて主張した。

 国光氏は医師として厚生労働省技官に任官し、医療・介護政策に充実した経験を持つ。元厚生労働大臣丹羽雄哉氏の跡継ぎとして、2月に承認された。高齢化が進む中、自ら医療に従事した経験を活かし、医療の充実を訴えた。また、農業県であるという利点を生かし、茨城県を日本の台所のみならず、世界の台所に発展させていくとする。そして苗字の「国光」をもじって、「国に光を」と有権者に呼びかけた。

 茨城県では、8月に行われた県知事選では自民党候補の新人・大井川和彦氏(53)が初当選を果たし、無所属で前職・橋本昌氏の7選を阻止した。

(取材・文亮)