渦中のピケが不仲説を一蹴…S・ラモスと新メディア立ち上げを宣言

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 バルセロナに所属するスペイン代表DFジェラール・ピケが、レアル・マドリードの同国代表DFセルヒオ・ラモスとタッグを組んで、新しいビジネスを立ち上げる予定であることを明らかにした。4日のスペイン紙『マルカ』が報じている。

 ピケは4日に行われたスペイン代表の公式会見に登場し、カタルーニャ州の独立投票に関連した一連の騒動について自身の考えを説明。その中で、S・ラモスとの不仲を否定すると、「僕らは新しく始めるビジネスでパートナーになるんだ」と告白し、集まった記者たちを驚かせた。

 同紙によると、2人は「Power to the Players」という名の新たなスポーツウェブメディアを創設する計画を立てているという。「Power to the Players」は記者が情報を発信する従来のメディアは異なり、選手が“生の声”をファンに直接発信できる新しい形のメディア。これまで、選手の情報はテレビ等の既存メディアを通じて発信されてきたが、本当に伝えたいことを選手自身で発信できるのが一番の特徴だ。

 すでにアメリカでは、MLB(アメリカ・メジャーリーグ)の元ニューヨーク・ヤンキースの主将デレク・ジーター氏が「The Players' Tribune」という名で同じ仕組みのウェブメディアを立ち上げ、選手の間で好評を博している。2015年には、NBA(アメリカ・プロバスケットボール)のスーパースターであったコービー・ブライアント氏が同メディアを通じて現役引退を表明し、話題となった。サッカー界でも、レアル・マドリードのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドやブラジル代表DFマルセロ、バルセロナのクロアチア代表MFイヴァン・ラキティッチなどが同メディアに参加している。

 サッカー選手としてだけでなく、ビデオゲーム会社やレストランの経営など、実業家としても大きな成功を収めているピケ。今後は、「The Players' Tribune」の欧州版に当たる新メディアを立ち上げることで、選手とファンとの新たなコミュニケーションの形を提供していく考えのようだ。S・ラモスとのピッチ外の連携を含めて、今後の展開に注目が集まる。

(記事/Footmedia)