豊田スタジアムで最終調整するDF酒井宏樹

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 6日のキリンチャレンジ杯で対戦するニュージーランド代表は191cmのエースFWクリス・ウッド(バーンリー)をはじめ、長身選手を擁する大型チームだ。来日メンバー22人の平均身長は182.5cmで、日本代表の平均身長178.9cmを上回っている。

 ハリルホジッチ監督も「とてもフィジカルなチームで、デュエルというコンセプトがこのチームにはしっかりある」と警戒。9月28日のメンバー発表会見でも「ラグビーのチームのようなスピリットを持った、戦うチームだ。オーストラリアと比較してもニュージーランドのほうがアグレッシブかもしれない」と、肉弾戦を覚悟していた。

 常々、デュエルの重要性を説く指揮官だが、体格でまさる相手にどう対抗するか。DF酒井宏樹(マルセイユ)は「(デュエルに)負けるときもあると思うけど、そのあとのボールを自分たちのものにできればいい」と指摘。「最終的な局面に勝って、自分たちのボールになればいい。160cmの選手が190cmの選手に勝てるわけがない。デュエルにも方法がある」と、チーム全体が連動することで対応する考えを口にした。

 ハリルホジッチ監督は交代枠6枚をフルに活用するなど、これまで出場機会に恵まれてこなかった選手にチャンスを与える考えを示している。酒井宏が「ディフェンスは連係、コミュニケーションで守れるか守れないかが決まる。連係は間違いなく上がっている」と成熟度に手応えを感じている最終ラインでもメンバー入れ替えの可能性はあるが、「新しく入った選手がスムーズにできるようにみんなでやっていければ」と、あらゆる組み合わせに対応していく柔軟さも同時に高めていくつもりだ。

(取材・文 西山紘平)