GoogleがAndroidバージョン別利用台数シェアを2017年10月時点に更新!

Googleは2日(現地時間)、同社が開発・提供するスマートフォン(スマホ)やタブレットなど向けプラットフォーム「Android」のバージョン別の利用台数シェアを2017年10月2日(月)付に更新しています。集計期間は10月2日までの7日間。

最新バージョン「Android 8.0(開発コード名:Oreo)」の正式版がリリースされて2回目の更新でしたが、先月はシェア率が0.1%未満だったのに対し、今月はとうとうシェア率グラフに現れるようになりました。

【8.0 Oreoが初登場!7.x Nougatは確実にシェア率を伸ばす】


前回のシェア率発表時は、Android 8.0 Oreoの発表直近だったこともあり、シェア率統計には挙がってきていませんでしたが、発表から1ヶ月経ち早速シェア率を0.2%に伸ばしてきました。

しかし、まだ商流にのっているAndroid 8.0 OreoデバイスはGoogleの「Nexus 5X」や「Nexus 6P」、「Pixel」、「Pixel XL」、「Pixel C」、そして発売されたばかりのSonyの「Xperia XZ1」や「Xperia XZ1 Compact」くらいですので、シェア伸び率としては微増に終わりました。

なお、一般ユーザー向けではありませんが、先日にSony Mobileの一部製品において「Open Device Program」によってAndroid 8.0 OreoのAOSPを利用できるようになりましたので、Android 8.0 Oreoを触れるユーザーは着実に増えますので、来月にはどれ位シェアを伸ばすか気になるところです。

またAndroid 8.0 Oreo以外の動きとしては、前バージョン「Android 7.x(開発コード名:Nougat)」が今月も2%シェアを伸ばしており、ここ数ヶ月の間着実にそのシェアを伸ばしてきています。

年内中はさらにその前の「Android 6.0(開発コード名:Marshmallow)」がシェア率トップに君臨し続けそうですが、このまま順調にいけば来年半ば頃にはAndroid 7.xがその座を奪うことになりそうです。

【Linux KernelのLTSサポート期間延長が功を奏するのか】

アメリカはサンフランシスコにて現地時間9月25日から9月29日まで開催されたイベント「Linaro Connect San Francisco 2017」の基調講演でGoogleのIliyan Malchev氏がLinux KernelのLTSサポート期間を2年から6年に延長するという大きな発表を行いました。

Linux Kernelを利用しているAndroidについてもしがらみなどを抜きにして考えると、その恩恵を受けることができます。これがきっかけで、Androidのアップデート提供率が上がれば、Android 7.x NougatやAndroid 8.0 Oreoのシェア上昇率はさらに高まるものと考えられます。

ただLinux KernelのLTSサポート期間の延長が、Androidに恩恵をもたらすのは少なくとも来年後半あたりになりそうですので、うまくいったとしても統計に反映されるまでにはもうしばらく時間を要する物だと考えられます。

【来年はAndroidアップデートの転換点になるかもしれない】

今年に入ってAndroidに深刻な影響を与える脆弱性が目立ち始め、Googleや各メーカー、ユーザーともにAndroidアップデートに対する重要性を再認識できるようになったことやLinux KernelのLTSサポート期間の延長など、今後のAndroidアップデートに関する大きな動きがありました。

そうした背景や出来事を踏まえるともしかすると来年は、Androidアップデートの大きな転換点になるかもしれません。よく“○○元年”という言葉を耳にしますが、来年がAndroidアップデート元年となれば、私達ユーザーとしても嬉しいのですが、実際どうなるかはまだまだ未知数です。これからの動きが非常に気になりますね!

記事執筆:YUKITO KATO


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