質問力を鍛えてみよう

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質問力は、あらゆる場面で役立つスキルです。しかし、講演会の最後の質疑応答などでは、自分のことばかりを語ったり、あるいは、講演の内容とまるで関係ないことを訊くような人がいます。そうした人たちとは別に、何か質問をしたいのだけれども、最後は何を言っているのかわからなくなってしまうグダグダとした展開に陥るものもありますね。

質問力の重要さ

そうした場面に遭遇するたびに質問力は重要だと気付かされます。そんな質問の大切さをわからせる本として川本達志による『地方議員のための役所を動かす質問のしかた』(学陽書房)があります。本書では、広島県の公務員としてながらく勤務してきた著者が、実務経験をもとに、町を動かすための質問の仕方についてていねいに解説しています。

動かない行政機関

こうした行政機関は、陳情をあげたとしても重い腰を動かさない、あるいは部署間で責任をたらい回しにしているのではないかといった批判はありますよね。確かにそうした側面もあるのかもしれませんが、きちっと組織を動かすための質問がなされていないという可能性もあります。本書では役所を動かすための質問のポイントとして、1つのテーマに絞込粘り強く取り組む、単なる意見ではなく客観的なデータや根拠を盛り込む、既存の制度から問題点を浮き彫りにするといった内容がかかげられています。確かにこうしたことを意識するだけでも、質問の重みは大きくなってゆくといえるかもしれません。

ビジネススキルとしても応用可能

本書に書かれている内容は対行政機関ばかりではなく、ビジネススキルとしても応用可能なものです。気になる人は手にとってみてはいかがでしょうか。