選手たちよ、最大限の力を! ハリル「チャンスを生かせ」《キリンチャレンジカップ》

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▽キリンチャレンジカップ2017の日本代表vsニュージーランド代表が6日、豊田スタジアムで行われる。

▽ニュージーランドと対戦する日本のヴァイッド・ハリルホジッチ監督が前日会見に出席。ニュージーランド戦に向けたプランを明かしつつ、ポジション争いの真っ只中にいる選手の更なるアピールに期待した。

◆ヴァイッド・ハリルホジッチ監督(日本代表)

「この3日間、合宿をしてきた。その中で、選手たちを休ませながらトレーニングをし、個別でも全体でもたくさん話をしてきた。とあるミーティングでは、ワールドカップに向けたメンタル面について話をした。ワールドカップに向けての準備はもう始まっているとね。ワールドカップという大会はもっとも美しいものである反面、要求も高くなる。それに応える準備できなければ、後悔に繋がり、屈辱を味わうことになると選手たちに伝えた」

「それぞれの選手が各自のクラブで日々、トレーニングをしていく中で、代表でもポジションを勝ち取る戦いをしなければならない。この8月間は彼らにとって非常に重要。一人ひとりがポジションを勝ち取らなけれならない。もちろん、体脂肪率12%以上の者は準備ができていないと判断し、リストに入れない。そして、明日は我々にとって良いテストが待っている。対戦相手はプレーオフへの準備を進めるチーム。彼らはワールドカップに出場したいというモチベーションに溢れている。フィジカルに優れていて、タフな相手。我々は前回、サウジアラビアに敗れている。ここで連勝したい。しっかり自信をつけて、11月の合宿に入りしたい。来月は世界トップ2のチームと対戦する」

――明日のメンバー選考について

「この2試合のスタメンは違う。ただ、私はいい加減なことはできない。一貫性を持って、選手を選びたい。そして、それぞれの選手にチャンスを与えたい。いずれの試合でも6つの交代枠を使いたい。選手の疲労度も見なければならない。たくさんの要素を考えながら、バランス良くチームを作っていきたい。選手たちには最大限の力を見せてもらい、そのチャンスを生かしてもらいたい」

――一貫性とは

「まずチームのバランスを崩さないということ。ディフェンス、中盤、前線、そこで一貫性のあるプレーができるように、バランス良く、2試合で求めていきたい。私の頭の中には、3つの形が思い浮かんでいる。もしかしたら、この2試合で試すかもしれない。もちろん、試合の状況により、実行できるかどうか変わってくる。いくつかのゲームプランがある。だが、過去にケガ人により、ゲームプランを変えざるを得なかったことがある。攻守のバランスを保つ一貫性ということ」

――日本のボールポゼッションが高まる展開が見込まれる

「フィジカルの面で、ニュージーランドとオーストラリアは似ている。もしかしたら、ニュージーランドはオーストラリアよりアグレッシブさで上回っているかもしれない。前回、チャンピオンズリーグの試合で説明したが、ポゼッションは勝利を確証するものではない。相手より多くのゴールを奪い、デュエルに勝つこと。そうすれば、勝利を収めることができる」

――MF香川真司(ドルトムント/ドイツ)に要求したい点

「彼はケガをして、復帰したばかり。代表直前の試合でテクニックを駆使した非常に美しいゴールをマークした。ドイツでも大きなクラブに所属し、厳しい競争をしている。その中で、ポジションを勝ち取ってほしい、本来のレベルを取り戻してほしい、代表でプレーする意欲と決意を持つようにと伝えた」