クリッパーズのミロス・テオドシッチ(右)【写真:Getty Images】

写真拡大

欧州最高PGテオドシッチが“タッチダウンパス”や“ビハインド・ザ・バック”を披露

 世界最高峰のバスケットボールリーグであるNBAで、30歳の“オールドルーキー”が脚光を浴びている。NBA公式ツイッターが「ショーを開催した」とハイライト映像を公開すると、ファンから「この男は神」「イカすぜ!!」と注目を集めている。

 ため息が出るような魅惑のパスを連発したのは、クリッパーズの新司令塔ミロス・テオドシッチだ。

 3日(日本時間4日)にハワイのホノルルで行われたプレシーズンのラプターズ戦、テオドシッチは初のスタメン出場。立ち上がりにセンターのデアンドレ・ジョーダンへ見事なアリウープパスを決めると、今後は自軍のゴール下から相手コートのゴール下にアンダースローで“長距離タッチダウンパス”を開通。さらに、第2クォーターにはトップの位置から背中の後ろを通す「ビハインド・ザ・バック・パス」で得点の起点となり、攻撃を牽引した。

 24分間の出場で3得点・5アシスト・2リバウンドを記録し、98-84の勝利に貢献。NBAが公式ツイッターで「ミロス・テオドシッチがハワイでクリッパーズのためにショーを開催した」とハイライト映像を公開した。プレーに魅了されたファンからは、「この男は神」「イカすぜ!!」「オーマイガー」「これは興味深い」「ベストルーキーじゃないか?」とコメントが寄せられている。

 セルビア出身のテオドシッチは、2014年の世界選手権、16年のリオデジャネイロ五輪で銀メダルを獲得するなど、代表シーンでの活躍から「欧州最高の司令塔」と呼ばれてきた。NBAでのプレーが期待され、本人も夢のひとつとして心に秘めてきたが、所属チームとの契約やフリーエージェント(FA)の権利の関係でアメリカ行きは実現しなかった。しかし、今夏にロシアの強豪CSKAモスクワからFAとなり、30歳にして念願のNBA入り。遅れてきた“オールドルーキー”が、最高峰の舞台でどのような活躍を見せるのか注目だ。