コーヒーメーカーから抽出されるエスプレッソ。伊ローマにて(2009年4月17日撮影、資料写真)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】イタリア北部トリノ(Turin)の裁判所内にあるカフェが、刑務所に収容中の受刑者や元受刑者をバリスタとして雇うことが分かった。市議会が4日にこの案を承認し、裁判所の職員およそ900人の他、裁判官や弁護士、一般市民にもコーヒーを提供することになるという。

 議会の広報担当者であるミケーレ・キッコ(Michele Chicco)氏によれば、現在カフェは運営上の理由で閉店しているものの、数か月後に再開する予定となっている。

 同氏によると、このプランは「受刑者の収容を人道的なものにする試みの一環」で、仕事を持ち、顧客と接することで犯罪に手を染めた人々の社会復帰を手助けする目的がある。

 ただコーヒー豆という凶器になり得るものを手にした受刑者が、自身を起訴した検察官と直接顔を合わせた場合に何が起きるかは分からない。
【翻訳編集】AFPBB News