英ケンブリッジ大学のキャンパス(2008年6月23日撮影、資料写真)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】英ケンブリッジ大学(University of Cambridge)で女性だけを受け入れてきたマレー・エドワーズ・カレッジ(Murray Edwards College)は、トランスジェンダー(性別越境者)の学生からの入学希望も受け付けると明らかにした。

 同校は声明で身分証の性別にかかわらず、すべての女性たちに門戸を開きたいと表明し、「カレッジ内の関係者の多くが性別は2つだけではないという考えに共感している」と述べた。

 また、ジェンダーに対する狭い考えや先入観が個人のみならず社会にも悪影響を及ぼしていると指摘し、「自分が女性か男性か定義することを望まない学生たちも、当校は支援していく」と明らかにした。

 自分自身を女性と考えるすべての学生からの入学希望を受け付けるというが、ケンブリッジ大の元講師でフェミニズムの論客、ジャーメーン・グリーア(Germaine Greer)氏は「おかしな状況だ」と指摘。性別は2つではないと考えるのであれば女子カレッジであることをやめなければならないと批判した。

 マレー・エドワーズ・カレッジは女子学生の社会進出などにおける不平等に対抗するため、1954年に創立された。
【翻訳編集】AFPBB News