【ソウル聯合ニュース】ビザなしまたは観光ビザで韓国に入国し、不法滞在する外国人が約10年で3倍以上に増加したことが分かった。

 韓国法務部の資料によると、7月現在の不法滞在者は22万7677人で、このうちビザの種類が「査証免除」(B1、7万2054人)、「観光通過」(B2、1万6689人)の人は合計8万8743人に上り、38.9%を占めた。

 査証免除またはB2のビザで入国した不法滞在者の数は、2008年は2万5000人で不法滞在者全体の12.4%にすぎなかったが、約10年で3.5倍に増加した。

 特に、査証免除で入国した不法滞在者数は13年の2万2241人から14年が4万6117人、15年が5万6307人、昨年が6万3319人と年々増加している。外国人観光客誘致に向けた旅行客のビザ免除拡大などの影響とみられる。

 法務部から資料の提出を受けた国会法制司法委員会の琴泰燮(クム・テソプ)議員(共に民主党)は「観光客を誘致するためビザ免除を拡大しているが、不法滞在者発生の可能性も高まるため対策を講じる必要がある」と指摘した。