2018年サッカーW杯ロシア大会アジア・プレーオフのシリア戦初戦を控え、記者会見に臨むオーストラリアのティム・ケーヒル(2017年10月4日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】2018年サッカーW杯ロシア大会(2018 World Cup)アジア・プレーオフのシリア戦を控えるオーストラリア代表のティム・ケーヒル(Tim Cahill)が4日、チームはプレーオフという過酷なチャレンジを楽しんでいるとコメントした。

 オーストラリアの歴代最多得点記録を持つケーヒルは、シリアが紛争を抱えているため多湿のマレーシア・マラッカ(Malacca)で行われる5日の試合で、決定的なプレーがしたいと話した。

 10日にシドニー(Sydney)で行われる第2戦の結果と合わせて勝敗が決まるアジア・プレーオフの勝者は、北中米カリブ海予選で4位の国(現時点では米国)と本大会出場を懸けて対戦する。

 マレーシア・クルボン(Krubong)のハン・ジェバット・スタジアム(Hang Jebat Stadium)で報道陣に対しケーヒルは、「2試合で勝てなかったら終わりなので過酷な戦いだ」とコメントした。

「もちろん勝ち抜けたいが、出場権の獲得がいかに困難かを理解しなければならない。そしてこのステージはわれわれにとっていかに非情なものであるかも知っておかなければならない」

「あしたで試合を決定付けたいが、いつもと同じ状態で臨む必要がある。ボールを支配して勝ち、数日後にはオーストラリアできっちりとフィニッシュしたい」

 オーストラリアは2005年を最後にプレーオフを経験していないが、同年はフース・ヒディンク(Guus Hiddink)氏の下でウルグアイとのプレーオフをPK戦の末に制し、1974年以来となる本大会出場を果たしている。

 2006年にアジア・サッカー連盟(AFC)に加盟してからは2大会連続で悠々と予選を突破したオーストラリアだったが、今回の予選では厳しい立場に立たされた。

 現在37歳のケーヒルは、ウルグアイとのプレーオフでジョン・アロイジ(John Aloisi)のPKが決まってドイツ大会(2006 World Cup)の切符を勝ち取った瞬間をピッチで経験しているが、過去の思い出に浸るのではなく気を引き締めている。

「プレーオフなのでいくつかの思いがよみがえるだろうが、最も重要なのはこのチャレンジをそのまま受け入れることだ。シリアと戦うためにマレーシアに来た。勘違いなどしていない。厳しい試合になる」

「だがわれわれには仕事をやり遂げる力があることも分かっている。エキサイティングな2試合だ。このチャレンジを楽しみ、あしたの夜は結果を手にするために試合を優位に進めたい」
【翻訳編集】AFPBB News