素晴らしいパスセンスを誇るクロース photo/Getty Images

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「レアル・マドリードへの移籍は間違いなく正しい判断だった」。ドイツ代表MFトニ・クロースが2014年夏に下した決断をそのように振り返っている。

長短を織り交ぜた正確無比なパスと、ゲームの流れを敏感に察知する類い稀な戦術眼により、名門レアルでも不動のレギュラーとして君臨するクロース。最高の結果に終わったブラジルW杯後にサンティアゴ・ベルナベウへと上陸したこの稀代のパサーは、ユースチームから在籍していたバイエルン・ミュンヘンを去るという決断を一切後悔していないようだ。『MARCA』や『THE Sun』がクロースのコメントを伝えた。

「僕はバイエルンを離れてレアル・マドリードへ移籍したことは適切な判断だったと思っている。僕個人的には、それは絶対的なものだ。ビッグクラブで挑戦するために国を出て、海外へ行くことは選手として成長するために必要なステップアップになる。それに(当時のレアル指揮官)カルロ・アンチェロッティはこの僕をレアルへ加入させるために必死になってくれた。自分を選んでくれたんだよ」

また、2013-14シーズンに古巣バイエルンで共闘した名将についても言及している。

「僕はあそこでペップ・グアルディオラと1年間を過ごすことができたし、あのシーズンは僕にとって重要なものだ。選手として大きく変わることができたからね」

ペップにアンチェロッティ、ラファ・ベニテス、そして現在のジネディーヌ・ジダン。彼らに共通することは、いずれも“クロースの代わり”を見つけられずにいるということだ。今後もそのしなやかな右足によって、多くの勝利と喝采をチームにもたらし、最高のキャリアを過ごすことになるだろう。