犬が疲れた時、どうなる?

人間と同様に、犬も生きていれば疲れることがあります。それでは、犬が疲れている時、どのようになるのでしょうか?

疲れているな、と分かれば休ませて回復させてあげられますよね。さらにその疲れる原因を知れば、未然に防ぐこともできますよね。

今回は、シチュエーションごとに「疲れているサイン」と「疲れる原因や解決法」を挙げていきたいと思います。ではさっそく、見ていきましょう!

1:お散歩や運動をしている時

お散歩や運動中に疲れた場合、

こっちを見てくる大きくハァハァと呼吸する散歩の途中で引き返そうとする歩くのを止めて地面にへたり込む後ろ足を揃って出す

といったサインが見られます。犬がハァハァと舌を出していたら疲れてきているサインは多くの人がご存知かもしれません。

他にも、犬は疲れてくると後ろ足が揃ってくることがあります。また、犬が自らお散歩の途中で引き返そうとしたり、近道を行きたがったり、動きを止めて地面に「フセ」などの体勢をしたら疲れているといえます。

対処法

歩くペースを落としたり、休憩などを入れてあげて下さい。暑い日は水分補給をしっかりと忘れずにしましょう。お散歩前に水を飲むのが理想です。無理をせず犬に合わせてあげることも大切です。

2:ストレスを感じた時

犬は不快感を相手に伝えるための方法として、「あくび」をすることがあります。カーミングシグナルの一種で、あくびをすることによって自分自身を落ち着けようとしています。

疲れることをされたことによって、あくびを発する場合もあるといえます。ストレスが重なる状況が続くと、不快感が募り、その気持ちをまわりに伝えるためにあくびをします。

例えば、あまり親しくない人に頭を撫でられたり、家の中が騒がしい場合などに犬が強いストレスを感じてしまうかもしれません。

また、やたらペロペロと舌なめずりをすることもあります。これは気持ち悪い時もするので、状況によって判断してください。

対処法

犬とのスキンシップやコミュニケーションの最中に犬があくびをしたら「いやだなぁ、ホントはやめてほしい」という合図である場合があります。

犬が体を強張らせたり目が怯えている場合はスキンシップやコミュニケーションをすぐに止めてあげましょう。

3:季節の変わり目の時

季節の変わり目には、私たち人間も体調を崩しやすいと言われますが、犬も季節の変わり目や天候の変化などが原因で体調を崩すことがあります。

様子としては「動かずに寝ている時間が多い」「お腹をこわす」「食欲が落ちる」などです。

雨の多い梅雨の時期は雨でお散歩に行けなかったり、外で気分転換できない日が増えますよね。そうすると、欲求不満からストレスを感じたり体力を持て余すようになり、そのストレスによって愛犬が「疲れた」とかんじる原因になることがあります。

また、夏の暑さからくる食欲低下や熱中症は犬にとっても起こる問題です。犬がぐったりしてから気づいてもすでに熱中症になっている場合がありますので、「疲れた」様子から予知できるようになりたいですね。

対処法

季節の変わり目は、昼と夜の温度差をなるべくなくすように温度管理をしてあげましょう。

雨が多い時期は、カッパを着てお散歩に行けることがベストですが、室内でもストレス発散が出来るように工夫しましょう。

夏の暑い時期は、昼は外に出ない、クーラーをつけるなど対策は忘れないようにしましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

あなたの愛犬が疲れた時に見せるしぐさはどんな感じですか?今回挙げた例以外にも、ワンちゃんごとにそれぞれ個性的な「疲れた」の表現方法があるかもしれません。

飼い主さんは愛犬の「疲れた」を感じ取り、適切に休ませてあげられるようになりたいですね。


(獣医師監修:加藤桂子先生)