こんにちは、真実を語る霊感士 知千(チセン)です。鑑定士として、毎日たくさんの方のお悩みをおうかがいしておりますが、女性のご相談者さまから繰り返し聞かれることがいくつかあります。 多くの方が同じような疑問をお持ちだと感じていますので、ぜひご紹介させてくださいね。

文・知千 (チセン)

【恋を叶える 小悪魔作戦】vol. 2

LINEのIDを交換してから3か月の注意ポイント

同じ職場に好きな人がいる場合、LINEのやり取りができるようになれば、まずは一歩前進ですよね。でも、ここで焦ってしまって、「早くもっと仲良くなりたい!」と前のめりになるよりも、彼の返信の頻度や内容を冷静に見ながら、まずは彼に、安心して「やり取りをしていて楽しい」と思ってもらうことが重要です。そのためにも、焦る気持ちをうまくコントロールすることが、恋を成功させるためにはとっても大切なのよね。

職場での人間関係は一般的な出会いよりも、異性に関して警戒心を抱きやすくなります。特に男性は、仕事が絡むと女性を異性として意識しにくくなるのです。そのため、恋の進展ばかりを求めて、アクセル全開で彼にしょっちゅうLINEをしてしまうと、少し引かれる場合もあるので注意しましょうね。

ラインのやり取りができるようになって3か月以内は、以下の5つを避けるようにすると良いですよ。

やってはいけない “NG” LINE

その1:頻繁にメッセージを送るその2:今までと態度を変えたLINEを送るその3:相手の反応も見ずに、長文メッセージを送るその4:微妙な絵柄のスタンプだけなど、意味のない内容を送ってしまうその5:返事がしにくいような深い話や相談

逆に、男性にとって、好感度が高いLINEの内容をお話させていただきますと、以下のような感じ。

好感がもてる “OK” LINE

その1:基本的には丁寧な言葉遣いで、なれなれしくしすぎないその2:簡潔な文章その3:時々くだけた表現もあるその4:仕事の話題を中心に送るその5:彼の仕事ぶりなどを褒める

男性にとっての「LINE」とは?

多くの男性にとって、LINEは連絡ツールであり、コミュニケーションツールではないと思ってくださいね。そして、男性は基本的にメンツが何より大事な生き物ですし、仕事ぶりを褒められて不愉快になる人もほぼいません。女性は自分のことを好きな人に知ってもらいたいと、プライベートな話をしたがるかもしれませんが、個人的な話は彼に聞かれるまでは控えるのが賢明ですよ。仕事の話を中心にしながら、彼の話をうまく引き出すようにしましょう。

例えば、「週末も遅くまでお仕事お疲れ様でした。休日はゆっくりリフレッシュして下さいね。(^o^)」と送った後で、彼が返信してくれたら、その内容を受けて彼を立てながら、また返信するというやり方が良いですよ。「いやあ、明日も休日出勤で……」と彼が打ってきたならば、応援メッセージを送ったり、体を気遣う言葉を送ったり。あるいは彼が、「休日は、マンガ読んで寝てるから」とリアクションしたならば、彼のスタンスを肯定してあげると良いでしょう。

ひとり語りになると、彼はLINEのやり取りをつまらなく感じてしまいますので、注意してみてくださいね。

彼からのLINEが突然切れるシチュエーションとは?

彼からのLINEが突然途切れるシチュエーションでよくあるのは、「仕事でミスしてしまった時」なのよね。そして、こういう時は励ましのメッセージなどは送らずに、普通通りに接するのがポイントとなります。「今日、仕事で課長とってもお怒りだったけれど大丈夫ですか? 元気出して下さい!」など、女性としては励ましたつもりでも、男性としてはプライドが傷ついたり、みじめな思いに駆られたりすることも多いのよね。

もし、彼が仕事でミスするのを偶然見てしまった時は、できるだけその場でヘルプしてみて。少し離れたところで上司から叱責されるなど、ヘルプできない場合は、基本的に見なかったことにしましょう。その理由は、先ほどお話したように「男はメンツで生きている生き物」だから。ミスや失敗は本来、誰にも見られたくないものなのです。だから、彼が仕事でミスしたのを目の当たりにした時は、あ・え・て、何も言わないことが大事なのよね。

上手に彼を褒める

彼が仕事を特に頑張っていたり、少しでも周囲から認められるようなことがあったりすれば、すかさず褒めてあげることが大切です。例えば、「さん、さすがですね。今日、大口の案件取って来られたと聞きました。私も、さんを見習ってもっと頑張らなくちゃ!」とか。そうすれば、意外と彼の方から、「いやいや、実はついこの前、部長から怒られちゃってさあ、まいったよ」など、話題にしづらいことを話してくれる場合もあるのよね。

そしたら、また「私なんて、××課長、部長、専務……大御所にはひと通り、お叱り受けてますから……」とか、「そんな事あったんですね! 全然知りませんでした。私は、怒られると会社ズル休みしちゃおうかと思うくらい、かなり凹むんですけど……さんはいつも笑顔が素敵なので、全く気づかなかったですよ^^ 」など返すと良いですよ。基本的に彼を立てる、褒めることを話題の中心にしながら、彼の様子や反応を見ていきましょう。口頭で言うなら少しわざとらしい褒め言葉も、LINEで伝えたらちょうど良い温度感で伝わるはずです。

どのくらいでプライベートの話を始める?

基本的には、LINEを開始して3か月ほどは仕事を中心としたやり取りを心がけていきますが、4か月目くらいからは、彼のリアクションを見ながらプライベートの話題に少しずつ触れていきます。少し触れて反応を見る。彼があまり乗ってこないようであれば、ムリはしないで仕事の話題を。そして、しばらく経ったらまた、プライベートの話をしてみる。彼の反応を見る……この繰り返しです。彼との距離感をはかりつつ、焦らずに詰めていくことがポイントですね。

たとえば、こんなふうに……。

「今日は、帰りに会社の近くのにふらっと寄ってみました。がすごく美味しかったので、美味しさのおすそ分けさせて下さいね。(お料理などの画像を添付)」

「お肉が美味しいお店で割引券をもらったので、良かったらお時間がある時にご一緒して下さい^^ その時は、いつもお世話になっていますし、ぜひご馳走させてください」

こんな形で、会社のことにも触れつつ少しお誘いをかけてみて、彼が乗ってくるのかどうか、様子を見ていきましょう。上の2つのLINEのポイントは、男性はお肉が好きだということと、「お店の割引券がある」ということ。まだ親密ではない女性との食事では、男性は「自分が奢らなくちゃいけない」と思いがち。だけど、女性側から「お店の割引券をもらったから」と誘われると、気軽に行きやすく、女性から奢られるわけでもないので罪悪感も抱きません。まだ同じ職場の同僚という立場の二人なら、こういうお食事のお誘いは成功しやすいですよ!

あるいは逆に、質問してみるとか……。

「会社の近くで、お勧めの居酒屋さんとか、ご存知ですか? 学生時代の友人と、会社近くで待ち合わせしていて、どこか良いお店を探しています」

彼のおすすめを聞いてみて、教えてくれたなら、そこに必ず行ってみること。そして、また感謝の気持ちを伝えながら、「友人にすごく喜んでもらえて、とても嬉しかったです。今度は、ぜひご一緒して下さいね」と、お誘いをかけてみるのも、とても良い流れだと思います。

さいごに

同じ職場の気になる男性とのLINEの基本は、何度もいいますが……焦らず、仕事を軸に、少しずつ距離を縮めていくこと。このスタンスがとても大切になってくるのよね。

「職場で昇格したい!」「社内で変な噂を流されたくない!」「部内で営業成績のトップを目指したい!」

そんな本音を、働く男性たちは抱いていて、仕事に情熱や生き甲斐を見つけていこうと、必死に努力しています。そして同時に、職場恋愛を警戒もしているけれど、いっぽうで「孤独な戦士」でもあるからこそ、あたたかく、程良い距離間で見守ってあげることも重要なんですね。彼を褒めてうまく立てながら、あなたと彼だけの「特別な関係」を、時間をかけて育んでみましょう。

あなたの社内恋愛がうまく成就しますように、私も陰ながら応援させて頂きますね。

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