トリップアドバイザーは9月29日、メディアラウンドテーブルを開いた。

世界最大の旅行クチコミサイトであるトリップアドバイザーは1年前と比べ、平均月間訪問者数は3.5億ページビューから4.15億ページビュー、クチコミ情報は3.85億から5.35億、アプリのダウンロード数は3.4億から4.2億にそれぞれ増加したことを明らかにした。今年5月にはサイトの全面リニューアルを行い、アメリカなど6カ国ではテレビCMを展開した。新しいデザインは直感的に使えることを目指し、モバイル端末からの利用を考慮した。

日本版は2008年に8カ国目として展開を開始し、LINEログインなどのローカライズも行っている。LINEはタイや台湾などでも使われているため、他の国への展開も目指している。さらに、日本語は検索入力のステップが多いことから、ディレクトリ検索にも対応。ひらがな入力でマッチした施設情報をサジェストする機能も搭載した。えきから時刻表やWalkerなどへのコンテンツAPI連携や、オンライン旅行代理店と提携した価格比較での送客も行っている。日本での認知度が向上したことから、国内旅行で利用する人も増加している。

世界の旅行者は2013年以降、日本の観光情報の閲覧が増加傾向にあり、2015年は前年比33%増、2016年は同19%増と急増しているという。海外から日本の閲覧数トップはアメリカで、次いで中国、台湾、香港、オーストラリア、シンガポール、韓国、イギリス、タイの順。トップ5の国で海外からのセッション数全体の半分以上を占めている。こういった状況の中で、日本航空(JAL)や北海道観光振興機構との提携も行っているという。

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