自営業の老後はどうなる?

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現在、会社員ではない新しい働き方に注目が集まっています。フリーランスや、ノマドワークなどがそれでしょう。そうした自営業の仕事で気になるのは、やはり老後の不安です。

自営業の老後はどうなる?

そうした不安に真正面から向き合った本が上田惣子による『マンガ 自営業の老後』(文響社)です。本書は50歳を過ぎたイラストレーターの著者が、年金、保険、不動産、会計のスペシャリストに、生活全般において教えを乞う内容となっています。誰もが不安に思っていること、あるいはちょっとした工夫でお得な節約ができることなどが記されていますから、著者のようなケースだけでなく、ある程度年齢を考えるようになった自営業者にとって、とても使いやすいハウツー本になっているといえるでしょう。

何に気をつけるべきか

本書では、自営業者が気をつけるべきポイントを解説しています。例えば病気と仕事の関係、あるいは大家になって不動産収入を得る方法、さらに黒字にするための会計術など、すぐにでも使えるテクニックが多く紹介されているのが嬉しいですね。こうしたものは知っているのと知らないのでは大きな差が出てきます。

人生訓もある

さらに、人生訓もあるといえるでしょう。本書では著者よりも先輩にあたる65歳のイラストレーター、80歳のもつ焼屋のおかみさんからも話をうかがっています。なんとなく不安に感じていることもあるかもしれないが、実際になんとかなっている自営業者の方たちの言葉には重みがあります。また、今流行りのエッセイ漫画のタッチで描かれていますのでユーモラスな雰囲気もあいまって楽しめる内容となっています。それでいて、しっかりと実務的な内容もそろっていますので、一粒で二度おいしい本だといえるでしょう。