1998〜2002年頃のFlash動画の黄金時代、2007年にサービスを開始した『ニコニコ動画』。これらを小中学生に経験した世代も、現在では25歳を迎えようとしています。

『pixiv』などでイラストを発表している橋本ゆのさん(@riko3_)が1992〜95年生まれのオタクを「インターネットゆとり世代」と定義するイラストを『Twitter』で公開。同世代からの共感を得ています。

92年〜95年生まれのオタクって、小学生の頃はFLASH黄金時代で、中学時代はニコニコ動画の全盛期で、インターネットの一番面白い時代を見て育ってきた世代だと思う。

「千葉滋賀佐賀!」「ハゲの歌」「恋のマイアヒ」をはじめ、ギコなどのAAが流行った小学時代。ボカロ曲や「陰陽師」、MAD文化を定着させた『ニコニコ動画』黎明期とかぶった中学時代。『らき☆すた』『涼宮ハルヒの憂鬱』『けいおん!』が人気を集めた高校時代。その後もソシャゲを楽しむことができた大学時代を過ごす……と、確かにコンテンツに恵まれている感があります。

このイラストを見たユーザーからは、「ドンピシャ」「胸に突き刺さる」「一番いい時期にスマホを持った世代」という声が上がり、「青春を覗かれたような気持ちになった」という人も見られました。

橋本さんにメール取材したところ、自身も1993年生まれとのこと。「急成長するインターネット社会においてネット文化の栄枯盛衰をリアルタイムで見ることができた貴重な時代だったと思います」と振り返り、「特に思春期や多感な年頃だったので、ネットで見るもの全てが印象深く感じました」とインターネットを謳歌していたといいます。

「マイヤヒよくクラスで歌っていた」といった人もいたこのイラスト。『Twitter』をはじめとするSNSに慣れた世代とも重なることも、共感が広がった理由に挙げられるのではないでしょうか。

※画像は『Twitter』より
https://twitter.com/riko3_/status/914826655926857728 [リンク]

―― 面白い未来、探求メディア 『ガジェット通信(GetNews)』