メジャーリーグ・シカゴ・カブスの本拠地である「Wrigley Field(リグリー・フィールド)」は、メジャーリーグの球場としては2番目に古い歴史のある球場です。そのWrigley Fieldの名物は、今ではメジャーリーグの球場の中で唯一残る手動でスコアを変えるアナログ式のスコアボードだとのこと。メジャーリーグの歴史とともに歩んできたWrigley Fieldのスコアボードの舞台裏がどうなっているのかがムービーで公開されています。

Inside One of Baseball’s Last Manual Scoreboards - YouTube

イリノイ州にあるシカゴ・カブスの本拠地のWrigley Field。



スコアボードはWrigley Fieldの最も重要なパーツの一つです。なぜなら、メジャーリーグの本拠地で唯一となった、手動でスコアを変えるアナログ式のスコアボードだから。



Wrigley Fieldを本拠地とするカブス球団で1987年からスコアボードオペレーターとして働くダリル・ウィルソンさん。アナログ式のスコアボードの裏側を見せてくれます。



100年以上の歴史を持つWrigley Fieldは、レッドソックスの本拠地であるFenway Park(フェンウェイ・パーク)に次いで古くからある球場です。



球場の設備が時代と共に新しく改修される中、スコアボードだけは1938年以来、基本的な変更はなし。そのおかげで、他の球場がみなスコアボードを電光掲示板に置きかえる中で、Wrigley Fieldは最後に残ったアナログ式のスコアボードを持つ球場になりました。



スコアボードを手動で変更するオペレーターは通常3人。



運が良い日は4人体制になるそうです。



イニングが変わったり、点数が入ったりするとプレートを入れ替えます。



ピッチャーなど選手の名前を入れ替える作業もあります。



白熱した試合に観客が大歓声を上げる裏で……



ウィルソンさんのいるスコアボード裏はカオス状態におちいるとのこと。



試合を見ながら……



スコアシートをつけるウィルソンさん。



試合の進行を見守りつつ、正確にプレートを入れ替えます。



スコアボード裏のスペースは、驚くほど暑く、うるさいとのこと。



いたる所に数字が書かれたプレートが置かれています。



その「職場」を走り回って……



薄い鉄でできたプレートをひたすら交換します。



プレートがズレ動かないように、しっかりと固定することを忘れてはいけません。



階段を上ったり下りたりと、スコアボードオペレーターの仕事はとてもハードです。



しかし、オペレーターの特権が、球場全体を見渡せる絶景。



球場の裏からも周囲の建物を見渡すことができます。



「スコアボードは特別な『ファン』だと思うよ。なんせ、ずっとゲームを見守り続けているからね」



アナログ式スコアボードがあるWrigley Fieldは、ベースボールがどのようにして始まったのかという原初の感覚を教えてくれる球場だとウィルソンさんは述べています。