広島一筋12年の今井、育成出身の巨人・長谷川…広島と巨人が戦力外発表

 広島は4日、今井啓介投手、小野淳平投手、多田大輔捕手、松浦耕大捕手と来季契約を結ばないことを通告したと発表した。また、巨人は江柄子裕樹投手、乾真大投手、長谷川潤投手、鬼屋敷正人捕手の4選手に戦力外を伝えたと明らかにした。

 広島一筋12年の今井は、中越高から05年高校生ドラフト2巡目で入団。投球フォームが黒田博樹氏(2016年に引退)に似ていることから“黒田2世”とも呼ばれ、09年にプロ初勝利を挙げた。12年には24試合、13年には自己最多の33試合に登板したが、近年は徐々に出番が減り、今季は4試合の登板で0勝0敗、防御率5.40だった。

 また、広島・多田は鳴門渦潮高から14年ドラフト7位で入団するも、3年目の21歳にして戦力外に。捕手としては「球界最長身」となる189センチ、92キロの恵まれた体を一軍の場で披露することはできなかった。

 巨人・長谷川は15年ドラフト育成8位、全体116番目の最下位指名でプロ入り。「116番目の男」は開幕直後に支配下登録されると、同年4月にプロ初登板初先発を果たし、育成入団で1年目に初登板初先発を果たした初の選手として名を刻んだ。

 同じく鬼屋敷は、近大高専から09年ドラフト2位で入団。高校専門学校出身初のドラフト指名選手としてプロ野球の世界に入ったが、1軍出場は13年、14年の1試合ずつのみ。今季は2軍公式戦の出場も2試合のみと自慢の強肩は鳴りを潜めていた。