アニメ「いぬやしき」で声優に初挑戦する村上虹郎/撮影:山田涼香

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この夏、ドラマ25「デッドストック〜未知への挑戦〜」('17年テレビ東京ほか)でドラマ初主演を果たし、現在は出演映画「ナミヤ雑貨店の奇蹟」「AMY SAID エイミー・セッド」が公開中と、役者として躍動する村上虹郎。そんな彼が木スタートのアニメ「いぬやしき」(フジ系)で、声優に初挑戦する。

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「アフレコは、初日の後半で慣れました。監督からセリフと絵の口の動きがズレても気にせず、自分の間でやっていいよと言われてから、絵の動きが気にならなくなりました。あまり“声で”という部分は意識していなくて、役に息を吹き込むだけ。僕と役の化学反応を楽しんでもらえたらと思っています」

村上が挑む作品は、漫画家・奥浩哉が3年にわたり描いたSFヒューマンドラマ。とある事故により機械の体に生まれ変わった初老の男・犬屋敷と、高校生の獅子神の数奇な運命を描いた衝撃作。村上が演じる獅子神は、母親と幼なじみの安堂以外の人間には無関心で、生きている実感を得るために人を傷つけていく。

「獅子神は思うがままに生きて、結果的に人を殺してしまう。人を殺すことは悪ですが、彼にとっては正義で悪だと思ってないんです。母親を守りたい、そして友達の安堂をいじめたやつらをやっつけたいという思いから行動していて、愛はある。むしろ純粋。ピュアなのは犬屋敷さんも同じで、2人は紙一重の存在なんです。ただ、犬屋敷さんは自分が無敵だとは思っていなくて、そこが違うんですよね」

中には理解できないセリフもあるが、「素直に実直に演じればいいのかな?」と村上。難役だが、以前から獅子神を演じる予感があり、出合うべくして出合った役だと語る。

「随分前に、ミュージシャンの友達に『このマンガ読めよ、獅子神がおまえっぽいんだよ』と言われたことがあって。そうしたら本当に話が来たので、思わず『来たよ!獅子神』って言っちゃいました(笑)。もともとのストーリーが面白いので、アニメも面白いです! ただ、自分が声を当てた映像にはまだ違和感があります(笑)。ジブリ作品で声を演じている小林薫さんや、菅原文太さんは、役を自分に引き寄せていると思うんです。そういう演出だったのかもしれませんが、役を自分に引き寄せることも一つの答えだなと思っていて。だから、今回はそこまで“獅子神になる”とは意識せずにやっています」

今後もアニメの声優に挑戦してみたいかと聞いてみると…。

「アニメは好きなので、いつかジブリ作品に出たいと思っています。宮崎駿さんとご一緒したいです。新作でぜひお願いします!(笑)」