井伊家再興に懸ける直政を演じる菅田将暉/撮影:西村康

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柴咲コウ主演の大河ドラマ「おんな城主 直虎」(NHK総合ほか)で、直虎(柴咲)の人生に第4の男が登場。後に徳川四天王と呼ばれるほどに大出世する井伊直政を菅田将暉が演じる。直政の名はまだ幼名の虎松。お家再興を考えていない直虎をもどかしく思いながら、成り上がることを画策する。

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「だから、序盤はほぼ般若の顔しかしていませんでした(笑)。おかげで般若の顔のつくり方を習得しました。3工程でできるんですけど、これが結構疲れるんです。その後、整体に行ったら、前頭葉が出ているよと言われてしまいました(笑)」

徳川家に仕える虎松は、万千代という名を授かる。菅田はこの血気盛んな万千代は演じがいがあると語る。

「万千代から感じるのは圧倒的なバイタリティー。一度失った井伊という家名を取り戻すために成り上がってやる!と、まだ15歳の純粋な思いで怒鳴り散らすことができる。やっていてすごく気持ちいいです。また、万千代は一見やり過ぎなぐらいの感情に動かされるんですけど、それははたから見るとかわいくてチャーミング。そういう狙いじゃない部分に愛着を感じます」

万千代は後に直政となるが、史実上の直政はとにかくかっこいい存在だ。

「直政は戦場では鬼のように強く、外交面でも大活躍。でも、役者としてはそこに至るまでの過程が知りたいし、演じる上で一番面白いポイントなんです。そういう意味では、この直虎チームが作り上げてくれた直政像はしっくりくるんです。ただ才能だけではい上がったんじゃない、泥くさい感じが。精神的にもたくさん負けて、そうやって大きな人物になっていったんだと思うので、今の境遇も含めてやりがいがあります」

また、ドラマでは、史実に沿った“あるエピソード”も今後描かれていく。

「(脚本の)森下(佳子)さんは狙って書いていると思うのですが、後に家康(阿部サダヲ)とのやりとりで、“そういう”シーンが出てくるんですよね。史実にも家康にはお気に入りがいて、その中に万千代も入っていたというのがあるんです。前回、森下さん脚本の作品に出たときもBL的要素があったので、僕にそういうシーンを演じさせるのが好きなのかな?(笑)」

“そういうシーン”がどう描かれるかは、お楽しみに。ひとまず、徳川に仕えた万千代は、幼なじみの万福(井之脇海)と共に下っ端の草履番から上を目指していく。

「草履番は、あんなにアナログで頑張らなきゃいけないとは思いもしませんでした。膝をついて、草履を置いてお辞儀をし、また草履を取りに行って、ひざまずいてお辞儀をして…と、ずっとスクワットをしているような状態なので、脚がかなりキツかったです(笑)。万福との連携はまるでコントのようですので、そこもお楽しみにしてください!」