どうすれば成長スピードを加速させることができるかを、落ちこぼれだったShin氏(左)が人材育成のプロフェッショナルの曽山哲人氏(右)に教えてもらいます

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『コピー1枚とれなかったぼくの評価を1年で激変させた 7つの仕事術』の著者Shin氏と、近著『強みを活かす』が話題沸騰のサイバーエージェント取締役人事総括の曽山哲人氏との特別対談。落ちこぼれだったShin氏が、人材育成のプロフェッショナルから「成長の秘訣」に迫る! 連載第1回目は「吸収力」について。上司からの指摘や学びを最大限に吸収するための口ぐせとは?(構成/両角晴香、撮影/宇佐見利明)

上司からの指摘を、確実に吸収する人がやっていること

Shin 曽山さんは吸収力が高い人とそうでない人の違いは何だと思われますか。

曽山 よく言われることですが、「素直」であるかどうかに尽きるのではないでしょうか。例えば上司にアドバイスされた時に「そういう意見もあるんだな」と素直に受け止められる人は吸収力が高く、成長も早いと思います。

Shin  たしかに、吸収力が高い人ほど「勉強になりました」「ありがとうございました」などのポジティブな言葉を使うことが多いように思います。

曽山  そうですね。ただし、表向きには「勉強になりました」と言うけれど、実際は吸収できていない人も多い。大切なのは、素直に受け止めるだけでなく、再現できるかどうかです。

Shin  再現……ですか?

曽山  例えば、上司から指摘を受けた時に、「こういうことですね」と自分の言葉で“言い換え”できる人は間違いなく再現性があると思います。

Shin  なるほど。上司から受けた指摘に対して「わかりました。ありがとうございます」と言うだけでなく、「つまり、こういうことですね」と自分なりの言葉で言い換えてアウトプットできる、ということですね。

曽山  そうです。「はい、わかりました。〇〇ということですね」というワンフレーズを口ぐせにすることで、相手のボールをきちんと受けとめてから自分の行動に落としこむ習慣がつきます。当然吸収力も高まります。

Shin でも、間違った解釈を伝えて、上司に「そうじゃない」「わかってないな」と言われるのは少し怖いかもしれません……

曽山 最初はそれでいいんです。社会人経験が浅い若手社員であれば、言い換えを行なってもズレてることのほうが多い。しかし、もし間違っていたとしても、伝えることで間違いに気付けるし、正しく軌道修正できます。自分の解釈が合っているかどうかよりも、自分の解釈を相手に伝えることが大切なのです。

Shin 相手から受けた指摘に対する自分の解釈を伝える――。簡単ですが、とても効果がありそうですね。すぐに実践してみたいです。

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