3日、参考消息網によると、中国では冬場に大気汚染が深刻化するため、中国政府は汚染の原因となっている鉄鋼生産量を減らす見通しだ。写真は都市部のスモッグ。

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2017年10月3日、参考消息網によると、中国では冬場に大気汚染が深刻化するため、中国政府は汚染の原因となっている鉄鋼生産量を減らす見通しだ。「人々の健康の方がより重要」としている。

英ロイター通信によると、中国の鉄鋼生産、鉄鉱石採掘企業の多くは、冬場の生産制限に向け準備に入った。中国政府は河北省の鉄鋼生産拠点を含む北部の28都市に対し、今月から来年3月まで「深刻な大気汚染の解消」を要求した。

中国の鉄鋼不況は続いている。ここ数カ月の生産量は過去最大の下げ幅を記録。中小の鉄鋼メーカー数十社が倒産に追い込まれた。石炭生産も低迷しており、ここ1カ月で生産量は2割近く落ち込んでいる。

業界アナリストによると、政府が大気汚染解消を指示した28都市だけで、鉄鋼生産量は5割(約4567万トン)減るとみられる。昨年の年間生産量の6%にあたる量だ。(翻訳・編集/大宮)