川島永嗣【写真:Getty Images】

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 日本代表は4日、キリンチャレンジカップ2017のニュージーランド戦に向けて練習を行った。

 一時は代表での序列を落とした川島永嗣だが、現在は守護神の座に返り咲いている。W杯2大会続けて日本の正GKを務めた男は、自身の現状に胡坐をかいてはいない。2010年南アフリカ大会では、直前にポジションを奪取しゴールマウスを守った。しかし、ロシア大会に向けて自身が定位置を失う可能性について「それはもちろんあると思う」と述べた。

「W杯出場が決まるまでっていうのは、それはひとつのそこまでのチャプター(章)だと思うし、W杯で誰がピッチの上に立っているかは誰もわからないこと。サッカーの世界で、1日で何かが変わるっていうことは本当に日常茶飯事なので」

 手にしたはずのポジションも、パフォーマンスが落ちればすぐに失ってしまう。そうした“怖さ”を川島は理解している。他者との競争に勝ち、自身の力を示しているからこそ川島は今もハリルジャパンで主力を務めているのだ。そして、仲間でありライバルでもある選手と切磋琢磨することでチーム力も上がっていくと考えている。

「僕はやっぱ一人の選手として監督にアピールしていくしかないと思っているし、それはみんな一緒だと思う。でもそういう一人ひとりの気持ちっていうのが今の日本代表を強くしていくし、新しい歴史を作ったり、ページを作っていく糧にはなっていくのかなと」

 今シリーズのGK陣は川島、東口順昭、中村航輔の3人。彼らがポジション争いを繰り広げることで各々の血肉となり、日本代表の強化にも繋がるはずだ。

(取材:元川悦子、文・構成:編集部)

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