競争の中でもスタンスは変わらず…小林祐希「俺らしくやるだけ」

写真拡大

「俺らしさ」という表現が、実に彼らしい。6日に行われるニュージーランド代表とのキリンチャレンジカップを前に、小林祐希が闘志を燃やした。

「監督が求めていることを100パーセントでやった上で何ができるか。常にプラスアルファを出していかなければいけません」

 真剣勝負の中で試してみたいことがある。「ボールを持っていない時に動きすぎないこと。(敵も味方も)動いている中で自分だけが止まれば、勝手にマークは外れますから。チームメイトには走れる選手が多いので、自分が動きすぎなくてもいいのかなと。俺が止まることで周りが生きることもあると思うので」。どう生かし、どう生かされるか。個人としての結果に固執せず、あくまで“チームという枠組みの中でのパフォーマンス”にこだわりを見せる。

 もちろん、自身の武器を捨てたわけではない。キック精度の高さは自負するところで、チャンスがあれば積極的にゴールも狙っていくつもりだ。また、「決断力や思い切りの良さはあると思います。気持ちの部分では他の選手にも劣らないと思っていますよ」と語るように、メンタル面の強さもブレることはない。

 10月シリーズでは、招集外となった主将の長谷部誠(フランクフルト)に代わり、17番を背負うことが決まった。メディアからは背番号に関する質問も飛んだが、この男が意に介すことはない。

「背番号がどうこうとか、そういうことは気にしていません。誰かの後継者でもないし、自分は小林祐希なんで。俺は俺らしくやりたいと思います」

 どんな状況であれ、スタンスが変わることはない。ロシア行きを懸けたサバイバルが激化する中でも、小林祐希は「俺らしさ」を貫く。