3Dプリント技術の発展にともない、3Dプリントでどんなものでも作れるようになっているばかりか、現在では家を造ることすら可能となっている。北京日報が伝えた。

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3Dプリント技術の発展にともない、3Dプリントでどんなものでも作れるようになっているばかりか、現在では家を造ることすら可能となっている。北京日報が伝えた。

3Dプリントによる住宅建設というアイディアは、2013年に早くも考案されていた。当時、英国・ロンドンの建築デザイン工場「Softkill Design」がそのアイディアを考案し、建築モデルを作成したが、実践しようとする人は極めて少なかった。

今年9月5日、3Dプリントによる民間住宅建設プロジェクト「Yhnova」がフランス・ナントで行われ、3日間で竣工、6日間で入居という計画を立てた。

この家は木々に覆われた地区に位置し、一般的な建築スタイルよりも施工は難しく、社会の各界から3Dプリントによる住宅建設という新技術に大きな期待が寄せられた。建築会社のブイグはそのプロジェクトに参加した会社の一つで、研究開発チーフのBruno Lineatteさんは、「3Dプリント技術で建設作業がかなり簡略化できる」とした。

3Dプリントで製作する家の面積は95平方メートル、5つの部屋に分かれている。そのコストは13万ユーロ(約1725万円)と見積もられており、完成後はフランス初の3Dプリントで作った民間住宅となる。

3Dプリントで民間住宅を建設する場合、どれほどのコスト削減、時間短縮になるのだろうか?今回の3Dプリントプロジェクトには「BatiPrint3D」という最新特許技術が使われており、建設作業を行うのは、レーザーシステムで操縦可能な長さ約4メートルのロボットアーム。このロボットアームは高分子絶縁体を使い、テンプレート層、絶縁層、結合層の3層構造の壁を建設する。テンプレート層と絶縁層は泡状の材料から構成され、結合層は特殊な3Dプリント用コンクリートでできており、テンプレート層と絶縁層の間に設置される。

このような技術は従来の建築技術でかかるコストより安いだけでなく、ロボットアームとデザイナーが深いレベルで協力することで、より多くの種類の形状の住宅空間が建設できる。もっとも重要なのは、住宅建設の時間が大幅に短縮されることだ。(提供/人民網日本語版・編集YK)