プレミアの放映権分配に大きな動き…トップ6がリーグから離脱も懸念

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『BBC』は4日、「水曜日に行われるプレミアリーグの会議は、歴史上最も重要なものの一つとなる」と報じた。

現在世界でも最も裕福なコンペティションと言われるプレミアリーグ。それを支えているのは巨大なTV放映権料だ。

次回の契約では数十億ポンドにものぼる額が約束されると言われるが、その分配を巡って各クラブの意見が別れている。

これまでプレミアリーグでは放映権料が全クラブに均等分配されてきた。

しかし、ビッグクラブはそれに反対しており、人気があるチームにより多く分配されるべきだと訴えている。

そしてプレミアリーグ会長のリチャード・スクダモア氏は先日、ヨーロッパに進出しない14のクラブに35%、トップ6に65%を分配するという案を提示した。

しかしながら、これを承認するには3分の2以上の賛成が必要になる。

マンチェスター・ユナイテッド、マンチェスター・シティ、トッテナム、アーセナル、リヴァプール、チェルシー、そしてエヴァートン、レスター、ウェストハムも支持をしているという。

それでも加えて5クラブの賛成が必要だ。バーンリーのショーン・ダイチェ監督らは「リーグの競争力を歪める」と発言し、すでに反対を表明している。

しかし、合意に達することが出来なければどうなるか?

懸念されるのは「ビッグクラブがプレミアリーグから離脱する」ことだ。

これまで何度か計画されている「欧州スーパーリーグ」が設立され、ビッグクラブがそこに流れていくのではないか。そこには中国などから大きな資本が入るだろう。

そうなれば、各国の国内リーグは「2部」のようなものになってしまい、むしろ競争力や話題性を失ってしまう…。

ビッグクラブとそうでないクラブの間で板挟みとなるプレミアリーグ。今回の会議では、どのような結論を迎えるのか?