前半に2ゴールを決めたクリスラン。最前線で川崎の脅威となった。(C) J.LEAGUE PHOTOS

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[ルヴァン杯準決勝 第1戦]仙台 3-2 川崎/10月4日/ユアスタ

 点の取り合いは、ホームの仙台に軍配が上がった。

 試合は前半、ホームの仙台が怒涛の攻撃を見せる。

 序盤からセットプレーとショートカウンターでペースを掴んだ仙台は24分、敵陣中央でボールを奪うと西村拓真からのラストパスに石原直樹が右足で合わせ、ゴールネットを揺らす。仙台が先制点を奪う。

 さらに攻勢を強める仙台は、右サイドの連係から蜂須賀孝治が抜け出して中央へ折り返すと、これを足もとに収めたクリスランが左足で押し込む。仙台が2点をリードする。

 2点を先行された川崎は完全リズムが崩れ、持ち前のパスワークにテンポが生まれない。ミスも多発し、仙台に主導権を握られる展開となる。

 そして前半アディショナルタイムには、中盤での川崎のクリアミスを拾ったクリスランが抜け出し、川崎ゴール目掛けて独走すると、ペナルティエリア内でGKチョン・ソンリョンに倒されPKを獲得。これをクリスラン自ら決めて、仙台が前半で早くも3点目をゲットする。前半は仙台が3‐0とリードして終了した。

 後半に入っても仙台は効果的にカウンターを発動して反撃を試みる川崎を押し返すが、60分にこの日2ゴールのクリスランが負傷退場。代わって特別指定選手のFWジャーメイン良を投入する。

 川崎は72分、左CKから奈良竜樹がヘディングでゴールネットを揺らし1点を返す。すると直後の74分、仙台の石原がバックチャージで川崎のエドゥアルド・ネットを倒してしまう。このファウルによって、石原がこの日二枚目のイエローカードとなり、退場処分となる。川崎が数的優位に立って反撃に出る。

 87分には、中村憲剛のクロスに走り込んだ小林悠がヘディングで狙うが、シュートはクロスバーを直撃。惜しくもゴールには至らず。

 しかし川崎は後半アディショナルタイム、クロスから小林の折り返しに途中出場の知念慶がヘディングで押し込み1点差に迫る。川崎が2-3と追い上げる。

 試合は3-2でタイムアップ。初の決勝進出を目指す仙台がホームで初戦をモノにしたが、川崎もふたつのアウェーゴールを奪い第2戦に望みをつないだ。