私を変える1本に出会う。今年で30周年「東京国際映画祭」開催

写真拡大 (全8枚)

10月25日から開催される「第30回東京国際映画祭」。先日、その全ラインナップが発表になりました。
名作の野外上映も開催

毎年、期間中は主要会場の六本木ヒルズが映画祭一色に染まり、世界中から選び抜かれた映画を見に行く人たち・見た人たちからは、熱気や興奮が伝わってくるよう。また、六本木ヒルズ内のアリーナにはスペシャルキッチンカーが出店。作品上映の合間の腹ごしらえに一役買ってくれるだけでなく、華やかな雰囲気を盛り上げるメニューで私たちを楽しませてくれます。
今年は特に開催30周年ということもあり、より祝祭感に包まれたイベントになるようです。例えば、アリーナでの野外上映。過去の上映作品6,000本の中から28本を無料で見られます。

『タイタニック』や『エアフォース・ワン』、さらには今年、クロージング作品として続編が公開される『不都合な真実』も上映予定。他にもアリーナではトークイベントなど、さまざまな催しが予定されています。
どの作品を見る? コンペティション部門から厳選5本を紹介
そして各部門の上映作品ですが、どれを見ようか毎年頭を悩ませるところ。そこで、ここではコンペティション部門15本の中から、5本を紹介したいと思います。

ドイツ映画『さようなら、ニック』は疾走した夫の前妻と暮らすことになった女性の物語。主人公がモデルからデザイナーに転身を図ろうとしていることもあり、華やかなモード界がどのような形で出てくるのかも気になるところです。

女優を目指すマリリンヌの夢を追う姿を描いた『マリリンヌ』は感動のドラマ。出演者にはヴァネッサ・パラディも名を連ねています。

ろうあ者が主人公のカザフスタンの作品『スヴェタ』は、ほぼ全編が手話で語られるそう。以前、このサイトで紹介した韓国映画『きらめく拍手の中で』も手話が登場しましたが、『スヴェタ』はどんな作品になっているでしょうか。

日本からは2つの作品が選ばれました。『最低』はAV女優・紗倉まなの文芸小説が原作の作品。『64−ロクヨン』の瀬々敬久監督が、どうにもならない現実の前で自分らしく生きようとする女性たちを描きます。
邦画のもう1本は、テレビドラマやバラエティでも活躍する、松岡茉優の映画初主演作『勝手にふるえてろ』。リアルな恋愛と10年間片思いをしている男性の間で揺れるヒロイン・ヨシカの恋の行方は!? 綿矢りさの同名小説が原作のラブコメディです。
他にもたくさんの作品を上映! あなたを変える1本が見つかるかも
他にもアジアの新鋭監督たちの作品が見られる「アジアの未来」、日本のインディペンデント映画がそろった「日本映画スプラッシュ」、日本公開前の最新作を上映する「特別招待作品」、今年8月現在で日本での公開が未定の注目作を集めた「ワールドフォーカス」など、さまざまな部門があり、それぞれに魅力的な作品が選ばれています。
映画はいろいろな楽しみ方があります。自分の人生を重ねたり、体験することのない世界を知ったり、これまで縁遠かった国の姿を見たり......。そして、もしかしたらこの映画祭で出会った1本の作品が、あなたのターニングポイントになることもあるかもしれません。これまでを振り返り、物思いにふけるきっかけになりそうなイベントです。

「第30回東京国際映画祭」開催期間:2017年10月25日(水)〜11月3日(金)会場:六本木ヒルズ、EXシアター六本木ほか※会場は作品によって異なります。必ずご確認ください。チケット販売:作品・部門ごとに異なります。ホームページでご確認ください。