ファッションは依然、ロング丈アイテムが流行していることから、今年もブーツはショート〜ミドル丈の間が定番人気。しかし、そのいっぽうでロングブーツも沸々と再来してきています。昨年よりもバリエーション豊かになりそうな今年は、より自分の足に似合うブーツ選びを徹底しましょう。 今回は、足のお悩み別!似合うブーツの選び方をご紹介いたします。

イラスト、文・角侑子

【スタイリストの体型カバーテクニック術】vol. 39

ししゃも足さんは【靴下×ショートブーツ】

ふくらはぎが張っているししゃも足さんがショートブーツを合わせる時は、靴下をプラスすると良いです。本来、ショートブーツよりも、ロングブーツでふくらはぎの太い部分をカバーするのが定番ですが、そればかりだとコーデがワンパターンになってしまいますよね。

苦手意識の強いショートブーツは、ソックスをショートブーツからチラ見せしてブーツとふくらはぎの境い目を目立たなくさせると上手に履きこなせます。ソックスはできれば、ロング丈のものをくしゅくしゅっとたるませて、ボリューム感を出すのがベスト!

筋肉足の方は【履き口の広いロングブーツ】

元々スポーツをしていた方は、足の細さに関係なく、全体的に筋肉質タイプです。細身のブーツを履くと、ブーツよりも足の筋肉質っぽさが目立ってしまいます。できればシルエットラインが強調されているものより、ストレートなシルエットのロングブーツのほうが相性良し。

なかでも、履き口の広いロングブーツは足の細さを強調してくれるので、ぜひシルエット重視でブーツを選んで。

細身足の方は【ちょいゴツめエンジニアブーツ】

反対に足が細すぎるのが気になるという方は、ゴツめのブーツを選びましょう。今年は厚底タイプのブーツがトレンド入りしているので、厚底タイプのエンジニアブーツでピリリと辛いコーディネートを意識しても良さそう

せっかくなので足の細さを感じさせるスキニーパンツを組み合わせて、海外モデルのようなカッコ良さを演出してみては?

足のお悩みをカバーするブーツを選ぼう!

苦手なブーツも、組み合わせるボトムの丈の長さや、靴下、色でカバーしていけば上手に履きこなすことができます。大事なのはご自身の足のシルエットに合う形を選べるかどうか。

足が太くて似合わないと感じれば、細く見せる仕込みを。逆に細すぎるならば、ブーツのデザインでカバーするなど、足の特徴に合わせたブーツを積極的に試着していって下さいね。