2得点でウディネーゼの窮地を救ったM・ロペス。古巣サンプドリアに敬意を表し、喜びは表現しなかった。(C)Getty Images

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 妻だったワンダ・ナラさんをサンプドリア時代の同僚マウロ・イカルディ(現インテル)に寝取られたことで知られるウディネーゼのFWマキシ・ロペスが、復活の2ゴールを挙げた。
 
 現地時間9月30日に行われた古巣のサンプドリア戦(セリエA7節)、開幕6試合で5敗と絶不調に陥り、負ければルイジ・デルネーリ監督が解任される可能性もあった重要な一戦だった。
       
 M・ロペスは1点をリードして迎えた66分、PKを落ち着いてゴール左隅に決めて今シーズン初ゴールを奪うと、85分には巧みな抜け出しから鮮やかループシュートで2点目をゲット。4-0快勝の立役者となった。
 
 昨シーズンにプレーしたトリノでは、アンドレア・ベロッティが大エースに成長したため、出番が激減(16試合・2得点)。体重オーバーでシニシャ・ミハイロビッチ監督から「まるで洗濯機を背負ってプレーしているかのように、動きが鈍い」と指弾されるなど、完全にキレを欠いていた。
 
 今夏のメルカート最終日にフィオレンティーナに引き抜かれたシリル・テレオーの後釜として加入したウディネーゼでも、ここまで4試合でノーゴール。批判の声が高まっていただけに、チームにとっても、M・ロペス自身にとっても大きなドッピエッタ(2得点)となった。
 
 この活躍をきっかけにゴールを量産できるか。33歳のストライカーが、出遅れたチームの浮上のカギを握っているのは間違いない。

文:ワールドサッカーダイジェスト編集部