先月、アーセナルとの契約延長を拒否し、シーズン終了後のマンチェスター・U行きを希望したといわれるエジル。モウリーニョ監督との共闘が再現されるか。写真は2012年12月。 (C) Getty Images

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 アーセナルの契約延長オファーを受け入れないまま、いよいよ契約最終シーズンに突入したメスト・エジル。現在、その去就が注目されている。

 一部では、クラブが移籍金を確保するために1月の放出に向けて準備をしていると報じられている。いずれにしても、エジルはこの冬から他クラブとコンタクトを取ることが可能となる。
 
 では、エジルが移籍する場合に候補となるのは、どのクラブだろうか。英紙『テレグラフ』が現地時間10月3日、5つの新天地候補を挙げた。マンチェスター・ユナイテッド、バイエルン、インテル、フェネルバフチェ、ドルトムントの5クラブだ。
 
◇マンチェスター・ユナイテッド
 先日から噂されているのが、レアル・マドリーで一緒だったジョゼ・モウリーニョ監督とエジルの再会だ。テレグラフ紙は、モウリーニョ監督がかつて「エジルは独特で、彼のコピーは存在しない。世界最高の背番号10」と絶賛していたことを紹介している。
 
◇バイエルン
 テレグラフ紙は、アリエン・ロッベンとフランク・リベリーがキャリアの晩年にあり、サイクルを終えつつあるバイエルンが候補になると主張。ただし、チアゴ・アルカンタラやハメス・ロドリゲスの存在も強調しており、新監督によるところが大きいとの見解を示した。
 
◇インテル
 以前から噂されるインテルについてテレグラフ紙は、エジルがルチアーノ・スパレッティ監督の下で創造性を発揮できると見ている。かつてインテルに所属し、アーセナルで活躍したデニス・ベルカンプ氏とも比較している。ただし、アーセナルの年俸提示を断ったエジルを、インテルが獲得するのは難しいとも伝えた。
 
◇フェネルバフチェ
 トルコ人の両親を持ち、ミス・トルコが恋人のエジルにとって、イスタンブールは特別な街だ。テレグラフ紙は、エジルが5月にフェネルバフチェ移籍を否定しつつ、「将来がどうなるかは決して分からない。ここはとても快適だ」と話したことを紹介している。
 
◇ドルトムント
 テレグラフ紙は、ドルトムントがウスマンヌ・デンベレを売却して資金に余裕があり、エジルを獲得できれば、来夏にクリスティアン・プリシッチを失っても痛手を抑えられると指摘。ピエール=エメリク・オーバメヤンとのコンビネーションも期待できるとした。
 一方で、テレグラフ紙は、アーセナルにおけるエジルの代役候補として、トマ・ルマール、ナビル・フェキル、エミール・フォルスベリ、リャド・マハレズ、そしてアレックス・イウォビを挙げている。
 
◇ルマール(モナコ)
 夏のマーケットでもアーセナルが獲得を目指した選手。テレグラフ紙は「アレクシス・サンチェスの代役として挙げられていたが、実際はよりエジルの代役にこそ相応しい」と伝えた。
 
◇フェキル(リヨン)
 靭帯の負傷に見舞われたものの、リヨンのキャプテンを務めるフェキルも、以前からアーセナルの照準に含まれている。テレグラフ紙は、エジル並みの創造性をもたらし、エジルよりも相手ゴールを脅かせると賛辞を寄せている。
 
◇フォシュベリ(RBライプツィヒ)
 昨シーズン、チャンピオンズ・リーグ出場権を獲得するなど躍進したライプツィヒで、19アシストを記録するなど活躍したフォシュベリ。テレグラフ紙は「ウインガーだがテクニックがあり、3-4-2-1の2列目をこなせる」としている。
 
◇マハレズ(レスター)
 2年連続で夏のアーセナル移籍が騒がれただけに、アーセン・ヴェンゲル監督が突然関心を失うことはないだろう。エジル同様に左足からパスやシュートを繰り出せ、プレミアリーグでの経験も豊富である。
 
◇イウォビ(アーセナル)
「内部昇格」で解決する場合の選択肢。テレグラフ紙は「スムーズではないものの、ライン間でボールを受け取るクオリティーの高さは、エジルに似ていなくもない」としている。まだ21歳と若く、テレグラフ紙は「トッテナムのデル・アリのようなケースは例外で、2桁得点を挙げるようになるのは23〜24歳になってから」と主張する。